武装神姫現実日記 2040年6月5日  

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レッカ「続き・・・教えて欲しい?」

加藤「いやああ・・・やめてええ・・・」

加藤は頭を抑えて震える。

レッカ「じゃあ・・・多数決で決めようか?」


加藤「へ?」

加藤はがばっと顔を上げる。

レッカ「実はね、さっきの会話・・・ネットで公開しているんだ♪」

レッカがバトルロンドのサブフォルダを開き加藤に見せる。


加藤「あ・・・ああああ・・・・」

レッカ「バトルロンドが一般公開されて、誰でも自由にネットで観戦できるのは知っているよね?


みんなさっきの問いにこう答えたよ」



ネットの掲示板に書き込みが数件書き込まれている。


神姫オーナーA「神姫がこっそり訪問・・・冷や汗ものです」

神姫オーナーB「またえげつない話を・・・個人的にはこういうの好きですがw神姫も知性がある存在ですから、マスターが弱ければ神姫がマスターを支配することもあるかもしれませんね。
回答・敢えて「教えてもらわない」で」

神姫オーナーC「うーん…… これはレッカさんが読者に向けて質問してるというメタじみた設問なんですかね?

どちらにせよ、これ以上聞いたところで、彼女が神姫に「裏切られていた」こととその他諸々の既に明らかな事実に、さらに事実を列挙して彼女を追い詰めるだけであるなら『NO、(読者として)聞くべきことは聞いた』で」

神姫オーナーD「普通の人の話ならこの後の展開はだいたい読めるような気がするから「聞かない」でいいんですが、いろいろとどんでん返しがありそうだし僕は「聞く」でw」

神姫オーナーE「じゃあ「教えてもらう」でいっかァ?w」

神姫オーナーF「マスターの加藤はすでに狂気に目覚めており、それを自覚させる為に誘っている? 何にせよ真意を確かめるために、 『教えてもらう』」



加藤は掲示板の書き込みを見て叫ぶ


加藤「い、いやああ・・・やだ・・・やだよう・・・あ・・・ああああ」


レッカ「ええと、集計を取ると聞きたいって言ってる人が3人、聞きたくないって言ってる人が2人・・・ということはみんな知りたいらしいね♪」


加藤「あ・・・・や、やめて・・・レッカ・・・お願い・・・」


レッカ「なんで?」


加藤「いやだ、もうそれ以上言わないで・・・」


レッカ「ふふふふ・・・・どーーーしようかな?みんな知りたいっていってるんだよ?」

レッカはにたにたと笑う。


加藤「やめて・・・やめてええ・・・」


レッカ「ねえねえ、ますたーは多数決って正しいと思う?」

加藤「あう・・た、多数決?」

レッカ「多数決!!知ってる?みんなが知りたいっていってるんだよ?マスターのこと・・これってとってもいいことだよね?私もマスターのことみんなにもっと知ってもらって自慢したいんだ」


加藤「じ、自慢って・・・な、なにを・・・」


レッカ「・・・・・ますたーはさっき嘘をついたね?本当は人を殺しているね?」

加藤「こ、殺してなんか・・・」


レッカ「嘘だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


レッカはバトルロンド中に響き渡るくらいの声で叫んだ。


レッカ「マスターは人を殺している!!!!!!」

加藤「殺してなんかいないッ!!!!!」


レッカ「・・・・マスターは・・・人を殺している・・・・」


加藤「殺して・・・なん・・あ・・・・・」


加藤はぴたりとセリフを言い切らなかった。

加藤は驚愕する。


私は・・・殺している


レッカ「マスターは去年の春・・・男子生徒数十人と***されたね?」

加藤「!!!」

加藤の小さな体がびくりと震える。

レッカ「その後・・・お腹・・・」

レッカは自分のお腹をゆっくり丁寧にさする。

レッカ「お腹に・・・赤ちゃんが出来ちゃったんだよね?いいなーーーーいいなーーー私も赤ちゃん・・・欲しいなーー・・・お腹の中に・・・」

レッカは自分のお腹をすりすりなでる。


加藤「あ・・・あああ・・・」

レッカ「その後、お母さんにも先生にも誰に言わずにずーと黙ってずーーと苛められていたよね?」

加藤「うう・・」

レッカ「そして・・・ついに・・・今年の冬に・・・学校の使われていない旧校舎の理科室の洗面器で・・・」


加藤「や・・・やめ・・・やめて・・・」

レッカ「ぼっちゃんって!!生まれちゃったんだよね?」


加藤「ィヤアアアアアアアアアアあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」


レッカ「・・・・・・・・・可愛い可愛い赤ちゃんが生まれちゃんだよね?」


加藤「はあはあはあ・・・あ・・・ああ」

レッカ「いいなー・・・赤ちゃん・・・私も赤ちゃん・・・・生んでみたいなーきっときっとすんごく気持ちいいんだろうなーーー」

レッカ「でも、マスターはその赤ちゃんを・・・理科室にあった包丁で・・・」


加藤は発狂状態になって叫ぶ。

加藤「うわあああああああああああああああああああ!!!!!!!!私は私はァ!!」


レッカ「少し、落ち着こうねマスター」


レッカは加藤に向けてビームライフルを向ける。


レッカ「教えてマスター?人を生んで人を殺す気持ちはどんな感じなの?」


加藤「ふううう・・・ふううう・・・」

レッカ「黙ってずーーーーと見ていたけどさ・・・マスターって人間の本質だよね?」


加藤「はあ・・・はあ・・・うぐ・・・うっ・・おええええええええええ・」

加藤はボタボタと嘔吐しゲロをぶちまける。


レッカ「必要もないのに赤ちゃん作って、赤ちゃんを産んで・・・殺したのはナゼ?邪魔だったから?なんで誰にも相談しなかったの?相談しない理由分かるよ・・・

マスターは一人だったんだよね?


誰にも誰からも必要とされてないんだよね?

お父さんもお母さんもマスターのことはほったらかしで苛められているの知っていても無視していたよね?毎日、お父さんとお母さんはそれぞれ好きな男と女で遊びに行って家に帰ってこないんだよね?

クラスメイトのみんなはマスターのことを汚物と同等に見ているよね?ううん・・汚物のほうがまだマシだね

学校の先生はマスターのこと、嫌っているというか・・・邪魔だと思っているよね?
苛められているの知っていても影でニヤニヤしながら知らんぷりしているよね?


マスターはそんな自分の周りに耐えられなくて私を買ったんだよね?でも

はっきり言うとね・・・私もマスターのことがね・・・大嫌いなんだよ♪」



加藤「あ・・・あああ」


レッカ「マスターは誰からも必要とされていないし、誰からも相手にされていない、みんながマスターのことを嫌って早く死ねばいいのにと、思っている。

マスターは一番最下層の人間なんだよ?でもね・・・・マスターはね・・・それが嫌だった・・・・


だから自分よりも下の人間を作って・・・それで溜まりに溜まった鬱憤を晴らそうとしたかった・・・


だから・・・・だから・・・・」


加藤「うぐう・・・ちが・・ちがうう・・・」


レッカ「だから、自分で生命を宿し、その生命を殺した」


加藤の目が見開かれる。




加藤「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


レッカ「マスターは・・・神さまなんだよ?自らの生命を創り出し・・・そして壊した・・・己の欲のために・・・・・」


加藤「・・・・・・・」


レッカ「赤ちゃんを包丁でバラバラにした後・・・理科室にあったホルマリンの容器に入れて溶液を入れて隠したね?」


加藤「・・・うん・・・」


レッカ「そして、それを毎日見に行って謝っているね?」

加藤「・・・・はい・・・」


レッカ「すごいよね・・・マスターは・・・自分で宗教まで作って・・・・救いを求めている!!

自分の都合でかってに生んで、かってに殺してそしてかってに祀ってかってに崇めている!!!!!


マスターの行動はとても人間らしい・・・いや・・・人間の歴史そのものだ・・・」


加藤「・・・・・・・・・・・・・・」


レッカ「マスターは何をしたい?」


加藤「・・・・・・・・・・レッカ・・・」


レッカ「分かるよ・・・マスターの考えていること・・・」



加藤「私を・・・・ころ・・・」


レッカがすっと加藤に向けて照準を向ける。


レッカ「・・・・・・・・」

加藤「・・・リセット・・すれば・・やりなお・・・・」


レッカ「ダメだ」

レッカが凛と言い放つ


レッカ「最後まで言え」


加藤「・・・・・・・私を・・・殺して・・・」


レッカ「ぷっ・・・・・・・・・あは・・・あっはっはは・・・あははっははははっはははっははははっははははっははは!!!」


レッカは大声で歪んだ声で笑う。


レッカ「すごいよね・・・マスターは・・・・・・完璧だよね・・・」

加藤は憔悴しきった顔でヨダレを垂らしてぼんやりとレッカを見る。


レッカ「何もかも完璧だ・・・・・・マスターッ!!!!!!!!!!

最後に・・・ネットを見ているみんなにメッセージを・・・」



加藤はぼそりと何かつぶやくがうまく聞き取れない。




レッカが引き金を引く


プチン


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[ 2010/06/08 01:01 ] 武装神姫現実日記 | TB(0) | CM(8)

この結果は予想外でしたね。まさかマスターを手にかけるとは…。
てっきりマスターを狂わせて、血みどろの復讐劇の始まりかと思ったのですが。


しかし、神姫にまで見放されてしまうとは、ちょっと哀れですね。何かしらの救いもあって欲しかったです。
[ 2010/06/08 21:26 ] [ 編集 ]

コメント返し

>BLACKαⅡ さま

予想外でしたかww

マスターを狂わせて、血みどろの復讐劇の始まり・・・
マスターはすでに狂っています。復讐もいいですが・・・やっぱりここはマスターを追い詰めないと

何かしらの救いが必要ですか・・・

「救い」っているのですかね?なんのために?

自分が学生のころにね・・・似たような話が身近であったので・・・・・・

事実は小説より奇なり

私の事実では「救い」はありませんでしたね。


[ 2010/06/08 23:18 ] [ 編集 ]

異常な事態ですね。この神姫センターは無人施設?
それとも最初から最後まで芝居?
どっちにせよ大阪は怖いねえ……都会の無関心極まれり。

(以下素に戻って)

メタ的に「半強制的に読者を参加させる」というアイデアはちょっと面白かったですが、コメント全文ではなくて一部抜粋というのはコメントした側としては、意図を歪曲させられたようであまり面白くありませんでしたね。
既に虚実入り混じって、コメントを改竄したのはカタリナさんではなくて登場人物のほうだと深読みすることもできますが。
私が演じるところのオーナーCが推察するように、最初から最後まで1つのショウではないかと深読みの深読みをすることもできる(ネット時代ですから真偽は隠蔽されない限りは後にわかりそうなものではありますが)。

誰が真の書き手であるのか混乱しているので自分の言いたいことも相当混乱していますが、要するに自分のコメントを使うなら一字一句省かずすべて使って欲しかった点が残念な限りです。
登場人物が(作品内での意味での)書き手なら、女の子を陥れるのが目的ですからコメントの改竄もやりかねないのでしょうが。
[ 2010/06/09 01:33 ] [ 編集 ]

今回は人間の本質を利用したストーリーですかw
前回程予想を覆す結果じゃなくてちょっと安心です(^^;)

ですがまた前回の聖書のように古から伝わる宗教じみたものを使ってますねw
[ 2010/06/09 21:15 ] [ 編集 ]

コメント返し

>ソレイユさま

人間の本質といいながらもまあ、よくあることなんで・・・

古から伝わる宗教じみたもの、結局、人は罪の意識を感じ悪いことだとそれを知りつつ行動しそして懺悔する。

人はこの後に及んでなお欲深く、救いすら欲になるのです。


皆さんも経験ありませんか?悪いことを知ったあとにささやかな贖罪の偽を?

>神姫オーナーCさま

都会の無関心極まれり。

日本の大都会では、人は他人と極力関わろうとしないですね。自分のこと以外は全くの無関心です。それが都会のルールです。自分さえ良ければ、他人のことはどうでも良いと考えてます。

この間、ニュースでもやっていましたが、女の子が乱暴されていても誰も知らんぷりで「見殺し」になった事件がありました。

異常な事態?これが普通ですよ?
田舎にいる人には想像もできないかも知れませんが。都会では人身事故とかが毎日のように起きているので人が近くで死んでもみんな無関心で、「邪魔だなあ」「うっとしい」くらいにしか思わないのですよ?

人が死んでもああそうか、で終わります。



さて
自分のコメントを使うなら一字一句省かずすべて使って欲しかった・・・とのことですが・・・

誰が真の書き手であるのか混乱しているみたいなので・・・

一ついえることは

全部です。ここにいる全てがあって書き手となっています。

真の書き手など存在しませんし、それがすべてかもしれません。それぞれが自分のもっとも適した役割を演じただけです。

見ていたもの発言したもの傍観したもの、ここに存在していないもの

あいつもそいつもこいつもあなたもわたしも







[ 2010/06/09 23:21 ] [ 編集 ]

作品の評価についてはどうこう言いませんが、私も一つ。
書き手がどうこう言うからわかりづらくなっちゃうんですね。反省。

要するに「コメント使うなら変えないでくれ、変えるくらいなら最初から使わないでくれ」と。
稚拙ながらもそれなりに時間をかけて考えて、時には書き直したりしながら打ちこんだ大事な文章ですので。

あともう一つ、最終的に文責を負うという意味での「書き手」は、ブログの管理人であるあなたではないのですか?
[ 2010/06/09 23:56 ] [ 編集 ]

皆さんがメンタル面での観想申されてるのに、一人違うところに目が行って申し訳ないんですが……。

ビームライフル。法に抵触してませんか?
いや、製品を正しく使用しなかったが故の『事故』ならしょうがないですが。
元々この出力で出荷されていたなら、業務上過失致死罪で製造元に責が行きますし。
使用者にトリガーを引いた事で、マジックマーケット側も刑事問題になりそうな気が……。
いわゆる『利用者の安全』を守るJAS法に、両者とも確実に触れている訳ですし。

なんかガス湯沸かし器の改造で、一酸化炭素中毒死した事件を彷彿とさせますね。
[ 2010/06/10 00:23 ] [ 編集 ]

コメント返し

>黒江きよ様

そうですね。最終的に文責を負うという意味での「書き手」は、ブログの管理人である私になります。

皆様が書き込んでくれたコメントをむげに扱ったり軽んじたりすることはしたつもりはありませんでしたが、皆様が書き込んでくれたコメントの取り扱いに注意するべきでした。申し訳ございません。

今回の件に関して、私も反省しています。
今後のお話作りにも参考にさせていただきます。

これからもどうぞよろしくお願いします。
また何か不備や疑問に思った点、気が付いた点がありましたら教えていただきたいです。

貴重なご意見を頂きありがとうございます。

>ゴタローさま


いえいえwありがとうございますw

ビームライフルの出力ですが、威力はあえりますが、正しく扱えばまったく問題ありません。
人や動物に向けて撃つことはできないようにセフティーロックがかかる構造になっているのですが、今回起きた事故はバトルロンド中にオーナーが「自分に向けて撃て」という命令を神姫が受信したために起きた事態であり、「事故」という形になります。

またハードはマジックマーケット社製品ですが、搭載されていたソフトウェアは正規品のCSCではなく。

ブートレグCSC 海賊版CSCがインストールされていたためセフティーロックが掛からず、オーナーを攻撃するという事態に陥ったとの事件処理報告が出ています。

南朝鮮製、中国製海賊版CSCは外見や一見すると通常版の正規品と変わりませんが・・

神姫のAI機能を著しく汚染する有害データが含まれており神姫のイリーガル化にあたり発見しだい廃棄処分するような形となります。


製品を正しく使用しなかったが故の『事故』、海賊版CSCが起こした『事件』という結果であり。

ハードであるマジックマーケット社製MMSにはまったく問題がありません。




[ 2010/06/11 00:08 ] [ 編集 ]

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