武装神姫 フィギュア劇場 211 

第14章 夜行性の神姫

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カルナのレーダーに妖しい影がちらりと写った。

カルナ「!!オーナー・・・11時の方向に反応有り・・・距離1300、速度600・・・ちらりとだけど反応が」

吉田「奴だな、よしカルナにルイーゼ、2人とも戦闘態勢に入れ」

カルナ「くうーーードキドキしてきた」

ルイーゼ「準備万端です」

吉田「よーし、やるぞおお」


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真っ黒な空を高速で航行する一つの黒い影

禍々しい鋭いフォルムに神姫サイズもある凶悪な大型のミサイルをぶら下げて悠々と高高度を飛ぶ神姫

カタリナ社製MMS 夜間重戦闘機型「シュヴァル」 SSSランク 二つ名 「夜帝」

オーナー名 「神夜 晃」 ♂  26歳 職業 ホスト


オーナーである神夜は自慢の銀髪をくるくると弄くりタバコを吸いながらモニターを見つめる。

神夜「・・・・・・なあ、シュヴァル」

シュヴァルは透き通るような声で即答する。

シュヴァル「なんでしょうマイマスター」

神夜「今日も魅せてくれるのかい?君の夜を・・・・」

シュヴァル「はい、今日もこの空の夜は私の世界です。このすべてを飲み込むような真っ黒な何もない世界に・・・
描きましょう。一瞬の戦いの煌きの閃光と輝きを・・・・・・・」


神夜「今日も・・・よい夜になりそうだ・・・」

シュヴァル「マイマスターにグッドナイトを」

神夜がすっと手を差し出し指示をする。

神夜「行け・・・シュヴァル、君はこの夜の空の帝王だ

魅せてくれ、君の力を」


シュヴァルのモニターセンサーがブンと真っ赤に染まる

シュヴァル「イエス、マイマスター」


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蛍光灯の近くで警戒する2機の砲台型神姫

カタリナ社製MMS  対空砲台型「キール」 Bクラス
カタリナ社製MMS  散弾砲台型「カリン」 Bクラス

オーナー名 「中川 祐」 ♂  31歳 職業 ボイラー整備士

キールのレーダーにちらりと機影が写った。

キール「!!敵機発見!!距離500!!マスター!!」

中川は夜食のおにぎりを頬ぼっていた最中でごほごほとむせながら2人に指示を行う。

中川「え!?な、ごごほごほ・・げっほ・・んぷ・・・な、なんだって?敵機だって?
対空戦闘用意ッツーーええい、機種はなんだ!?」

キール「分かりません、機種不明!!」

カリン「照明弾でも打ち上げますか?」

中川「うむ、照明弾上げろ!!」

カリン「了解」

カリンは砲身に照明弾を詰めると、ポンと乾いた音を発して真っ黒な空に打ち上げた。


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ポン・・・キュウウウウウウンンン・・・パアアアアンン


真っ暗だった夜空が瞬く間に明るく照らされる。

ゾッゴオオンッ!!!

高速でカリンとキールの真横をかっ飛ばすシュヴァル。

キール「うわあっ!?夜間重戦闘機!?」

カリン「あの機体は・・・・」

中川が手に持ったおにぎりをぼとりと落とす。

中川「カタリナ社製の夜間重戦闘機!!ブラック・セイヴァー!!!夜帝だぞ!!」


シュヴァルが横目でキールとカールを一瞥する。


シュヴァル「マイマスター、砲台型MMSを確認、AAGUN搭載の対空砲台型です」

神夜「よし、排除しろ」

シュヴァル「イエス、マイマスター」

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中川「カリン!モールス信号でフィールドにいる仲間に空襲警報を出せ!ポイントDにて敵夜間戦闘機発見、対空戦闘用意!!こっちも迎撃の航空神姫を出せって」

キール「敵野戦反転!!!こっちにきまーす」

中川「撃ち落とせ!!撃墜しろ」

キール「照明弾が落ちます!!次弾撃ちますか?」

中川「撃て!!奴を見失うな!!」

キール「了解」

カリンがモールス信号でフィールドにいる神姫に連絡をまわす


― ―・・― ― ―・・― ― ―・・― ― ―・・―

トントンツーツートントントンツーツー

中川「12時ぴったり!!出やがったな夜帝めっ・・・・今日こそ撃墜してやる」

キール「照明弾撃ちます」

中川「撃て!!」

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ポン・・・キュウウウウ・・・パアアンン・・・・


真っ暗な夜の空を明るく照らすが・・・夜帝の姿は見えない。

キール「敵機ロスト!!見失いましたァー」

中川「探せ!!!何をしているバカタレ!!」

カリン「マスター、各神姫に通達しました。準備万端です」

中川「よしよしーいいぞー後は奴が飛び込んでくるのを待つだけだ」

ゴオオオンン・・・・・・


シュヴァルのエンジン音がどこからともなく夜空に響いてくる


キール「奴は高高度を飛行中!!雲海がじゃまをして見えませんー」

中川「くううう・・・まだだ撃つなよ!!こっちが撃てば位置が丸分かりだ」

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シュヴァル「マイマスター、敵神姫からモールス信号の発信を確認しました。
内容は不明ですが・・・」

神夜「ふむ、どうやら僕らは相当嫌われているみたいだね・・・仲間を呼んだか・・あるいは・・・」

シュヴァル「レーダーには敵の迎撃機の反応はありません。あの砲台型神姫を先に叩きます」

神夜「よし、気をつけてな」

シュヴァル「イエス、マイマスター」

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ギュンといきよい良く加速し一直線に砲台型神姫に向かって反転するシュヴァル

高高度を雲海を隠れ蓑に見つからないように航行する

ポオオン・・・はるか下の空で照明弾が撃ちあがる

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シュヴァル「照明弾、確認・・・敵の位置を把握しました」

神夜「武装はミサイルを使うな、素粒子砲を使え!!」

シュヴァル「イエス、マイマスター」


つづく
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[ 2010/02/11 00:36 ] 武装神姫 「真零」 | TB(0) | CM(0)

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