武装神姫 フィギュア劇場 162 

武装神姫 「真零」   第11章   「最強の武装神姫」

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ヴァイオラの演説が神姫センター内に凛と響く

どの神姫もオーナーも戦いを一時中断し、その演説を聞いていた。

ヴァイオラ「                「最強」

最も強い 誰よりも強い 絶対に負けない 無敵 無敗 絶対勝利 戦えば必ず勝つ
それすなわち永遠のテーマ 
その永遠のテーマに挑みかつて人類史上最強にして最大の兵器が今から100年前に存在した。

それがなんだか分かるか?答えろ」

クレア「・・・・最強?そんなもの存在しない」
部長「そうだ!そんなもの存在しないぞ!」 副部長「100年前?そんな大昔の話を引っ張り出すなバーカ」
総務担当「それとお前みたいな化け物神姫となんの関係があるんだよ、頭おかしんじゃねえ?」
会計担当「最強、最強と連呼するあたりがもう気持ち悪いよね」
同人担当「クレア!そんな奴の戯言、気にするな」


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大山「もういい撃てヴァイオラ」

ヴァイオラ「了解」

短く二文字で返事を済ませるとヴァイオラは主砲のネエルギーを溜める。

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クレア「あ・・・・」

青白く緑がかった光に包み込まれるクレア

プチン

そこから先、クレアの意識と視界が途切れた

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ドッゴオーン!!!!

強力なレーザーキャノンの主砲の直撃を至近距離で受けて、地面もろとも一瞬で沸騰して大規模なし水蒸気の大爆発を起こすクレア

同人担当「く、クレアアアアァアアッツーーーーーーーーーーー!!!!!」

大山「話は最後まで聞け、最強は存在する。お前の存在が存在しない」

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ふしゅううううううううううう


真っ白な水蒸気がヴァイオラの砲身から湧き上がる。
連続で発射したレーザーの熱量があまりにも強力すぎて大気に触れて蒸気を発しているのだ。

いつの間にか、画面を見ているギャラリーのオーナーたちがやれやれといった感じでさきほどのバトルの感想をどやどや言い合う。

オーナー5「やれやれ、終わったか」 神姫D「マヌケな半端モノの神姫がこんがりとフライになりましたねオーナー」 神姫E「上手に焼けました♪ー」
オーナー6「バカだな、あの高校生たちも・・・このあたりの神姫センターで別格に神強いヴァイオラに挑むなんて」 神姫F「無知って怖いですね」 神姫G「私なら絶対サレンダーして逃げちゃうよ」
オーナー7「見ろよ、ヴァイオラのステータス、ダメージ0 ノーダメだぜ?」 神姫H「うっそーマジー?信じられないーていうかーぶっちゃけありなくないーーー?」
オーナー8「8機も神姫がいて手も足も出ないなんてどういうこと?」 神姫I「伊達に最強の武装神姫なのってないねー」
オーナー9「でも、カタリナ社製の戦艦型神姫だぜ?あんなマシンスペックに頼ったバトルで最強名乗るなんておこがましいぜ」 神姫J「いやいや、何をいってるのオーナー!あれ扱いこなすの無理だよ」
神姫K「そうだよーあのヴァイオラって神姫、あの巨大な武装をたった一機で自由自在に操っているんだよ?これがどんだけ大変ですごいことか分かるの?オーナー」

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悠々とナニワ工業チームの神姫たちの残骸の上を航行するヴァイオラ。

大山「ヴァイオラ、付近に神姫の反応は?」

ヴァイオラ「このフィールドにはもう、武装神姫は存在していません。朝からずーとこのフィールドでバトルして今日のスコアはこの神姫集団を含めて138機です」

大山「少ないなあ・・・昨日は500を喰ったんやで?」

ヴァイオラ「私がこのフィールドに存在しているので、他のザコ神姫たちが恐れをなして逃げ出したんでしょう」

大山「なんや、そいつらほんまにザコやなあ」

大山があざけるように笑う。

オーナー10「おい、いい加減にしろよ俺の神姫はザコじゃない」 神姫N「オーナー、もうボク・・・ザコ神姫でいいよ、あんな化け物神姫と戦いたくない」 神姫M「絶対負けるもん、たしかにヴァイオラさんみたいな本当に強い神姫の前じゃ僕たちなんてザコ神姫だよ・・・・」

オーナー11「くそう・・・神姫たちがすっかりおびえちまって、奴の言う通りだぜ・・・反論できねえ」 神姫O「ごめんねごめんねオーナー」 神姫P「私も・・・ちょっとヴァイオラさんと正面から戦うのは無理かな・・・・」

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大山がバンと机を叩き、マイクを使って神姫センターのオーナーとマスター、神姫たちに宣言する。

大山「おらおらァ!!!!どーしたんや?もううちのヴァイオラと勝負したい奴はおらんのかァ?この神姫センターにおる神姫はみんーーーなザコのカス神姫ばっかりかあ?あーーー?」

しーんと静まりかえる神姫オーナーとマスターたち

大山「ヴァイオラ!!さっきの演説続けえ!!戦うことにびびってる玉無しの腑抜けカス神姫と口ばーーかりのクズオーナーにお前の最強伝説を聞かせたれ!!!」

ヴァイオラ「了解」

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ヴァイオラ「        「最強」

最も強い 誰よりも強い 絶対に負けない 無敵 無敗 絶対勝利 戦えば必ず勝つ


それすなわち永遠のテーマ 

その永遠のテーマに挑みかつて人類史上最強にして最大の兵器が今から100年前に存在した。

「戦艦」である。

長大な砲身の主砲を持ち、分厚い装甲を纏いその巨体は神々しく戦場においてほぼ無敵と呼ばれた存在である。
あまりにも強すぎて存在するだけで、実際に物理的な力を行使せずとも相手を萎縮し、攻撃することを許さない抑止力を持っていた」

ヴァイオラの演説が淡々と続く。

神姫マスター3「帰ろう、気分が悪い」 神姫R「いえ、マスター聞かせてください。最強の武装神姫とやらの話を」
神姫マスター3「・・・・なぜだ?」 神姫R「ヴァイオラさんは強い。本当に強い神姫が私たちに語っている。聞かなければならない」

神姫マスター3「奴は傲慢だ!!そんな話聞かなくていい!!」 神姫R[いえ、だからこそです。ヴァイオラさんは分かっているはずです・・・傲慢な力を持つものがどうなるかを・・・・」

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ヴァイオラ「百年前・・・・

1939年  「戦艦」こそ最強を象徴する存在であり、絶対無敵であった。戦艦を所有する列強国家群はすべからく誇った。
だが、2039年  現在「戦艦」を保有する国はない
なぜだ?最強と呼ばれた戦艦が現在存在しないのはなぜだ?
簡単なことだ、戦艦が最強ではなくなったからだ・・・・・・必要ではなくなったからだ、それに変わる新たな最強が現れたからだ!!
しかし、戦艦が在りし日に誇示した力。その壮絶な戦いの歴史は人々の記憶に深く強く血によって刻まれている・・・・・・・・・」

ゴウンゴウンゴウン 

低く重い静かだが力強い重低音。

ヴァイオラ「そして今、100年の時を超えて、人々は戦艦こそが最強にして至高の存在。絶対に犯すことの出来ない存在であると知り覚える」

私の名前はヴィクター ヴァイオラ!!  『絶対勝利』『絶対無敵』 の意味だ。

私の名、私の存在、私の意味。そのものがそれである。

私こそ、最強の武装神姫である。私はそれを戦いによって力によって証明した。

さあ  バトルロンドをはじめよう!!! 相手をしてやる!!!!!!!!!
一人では不安なもの臆病なもの卑怯なものは先ほどの神姫たちと同じように群れを組んでかかってこい!!!

まとめて、私一人、このヴァイオラが相手をしてやる!!!!!」

神姫センターにいるほとんどの神姫は深く頭をたれている。

神姫オーナー19「ちょっと、おい!!何をしている、顔を上げろ」 神姫Q「すみません、オーナー私はあの神姫より弱いです・・・・勝てません」
神姫マスター18「奴のいうことは間違っている!!」 神姫S「いえ・・・私たちは武装神姫です。戦って勝利してこその武装神姫です・・・私にはとてもとても、あそこまでの啖呵は切れません」
神姫オーナー20「クレイジー!!」 神姫T「・・・・・・・・・」

つづく
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[ 2009/10/12 00:08 ] 武装神姫 「真零」 | TB(0) | CM(0)

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