武装神姫 フィギュア劇場 122 

武装神姫 「真零」  第10章 「ここはどこでしょう?」

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カノーネ「まあ、戦車型ロボットは今度、知り合いに頼んで直させるよ。それまではなかったことに・・・ね♪」

ナデシコ「ということだから、セイヴァーちくんなよ」

セイヴァー「ちくりませんよ!!というか私も悪いんですし・・・」

シャロン「あー、あのー」

ナデシコ「んーどうした?シャロン」

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シャロンは恥ずかしそうに帽子を深くかぶり言った。

シャロン「わ、私が武装神姫だってことは分かりました。そ、その・・・私、まだいろいろよくわからないこと多いけど、ここれからもよろしくです!!」

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ナデシコ「ああーーーーなんていい子なんだろうな、どうよカノーネ」

カノーネ「まじめだ。我が家の神姫にはいないタイプだ。いいねーこれからもよろしくな!!」

セイヴァー「うん、これからもよろしくね!シャロンちゃん」

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パカっと神姫サイズの超小型マイクロPCを起動するカノーネ。

カノーネ「うん、そんないい子のシャロンちゃんにいいものを、あげよう♪」

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シャロン「いいものなんですか?」

ナデシコ「こいつのいいものってロクなものがないからあんまし期待すんな。爆弾メールとか間違っても送信すんなよ、失禁するぞ」

セイヴァー「ナデシコ!!!どうしてあなたはいつもいつも、そうポンポン下品な言葉が出てくるんですか!!ロクでもないのはあなたの頭です」

カノーネ「横でぎゃんぎゃん吼えるな!!セイヴァー!ナデシコがロクでもないのはいつものことだろ」

ナデシコ「おい、カノーネっそりゃどういう意味だよ!!!表出ろ!!」

シャロン「くすくす、みんな仲がいんですね」

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カノーネ「よし、これだ!!良い子の初めての「「武装神姫」」の心得!!!」

セイヴァー「ああーーーこれ知ってるぅーーー懐かしいなーー私もこれ読んだよー」

ナデシコ「なんだこれ?」

カノーネ「ほらさー武装神姫ってさ、起動したてっていろいろ戸惑うこと多いじゃない?
一応、言語とかコミュケーション能力はあらかじめセットされているけどさー

大本のシステムにはない、マニュアルにはないけど大事なことっていっぱいあるじゃない?
そういう日常で暮らしていく上で大事なことを教えるソフトがこれさ!」

ナデシコ「なになに・・・コンセントに金属を入れちゃいけない?

日常生活を規則正しく自主的に生活計画をたて、特に時間は必ず守ること。
神姫らしい服装をし、武装神姫の誇りを持つこと。
整備、メンテナンスに注意し、進んで運動・勉学に励むこと。
物を大切にし、整理整頓につとめ合理的使用法を考えること。
勤労を尊び、作業に努力し、奉仕の心を養うこと。
礼儀を守り、他人に悪い気持を与えないこと。
権利を尊重し、自分の安全をはかると共に、他人に危害を与えないようにし、特に交通道徳を必ず守ること。
物を大切にする心を持ち、公共物を大切にすること。
法律、規則、約束などをしっかり守ること。

なんじゃこりゃ・・・わけわかんねーーーー」

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セイヴァー「全部、ナデシコに足りないことばっかりだよ!!!!!だからわけわからないんだよ!!バカ!!」

ナデシコ「バカとはなんだ!!バカとは!!!バカって言ったほうがバカなんだぞ!!」

カノーネ「はいはい、バカ二人はほっといて、シャロン。これは神姫にとって大事なことだからちゃんと覚えておくんだぞ」

シャロン「はい、ありがとうございます。これはルールブックですね」

カノーネ「そうだ、武装神姫といってもちゃんとルールを守って仲良くしていかないとな」

ナデシコ「ふん、こんなもの適当にやってりゃーいいんだよ。ガキみってえだし、ていうかこれ厨房の学生証とかに書いてある教訓じゃね?」

セイヴァー「いいですか、シャロンちゃんとルール守っていないとこのナデシコのような神姫になってしまいますよ」

ナデシコ「うるせー」

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カノーネはメールを飛ばしてシャロンにデーターを渡した。

シャロン「ふむふむ・・・家の中にいるときはマスターに踏まれないように、常にマスターの動きと位置を確認すること・・・」

ナデシコ「バカじゃね?基本ジャン」

シャロン「家の中といっても危険がいっぱい、注意するのはアシダカグモや大ムカデ、ねずみなどにかじられたり連れ去れたりしないように・・・・ひいい!!!こんなモンスターがいるんですか!?」

ナデシコ「そいつらはザコだ。家の外にはヘビとかいたちに猫に犬!!カラスにトンビに、スズメバチ・・・カマキリとかトカゲにカエルと怖い連中がいっぱいだぞ。
勝手に外出るとマジで危ないから注意しろよ」

シャロン「は、はい!!!・・・車?自動車?なんですかこれは?」

カノーネ「あーーーそれが一番危ないね。あとで交通安全ルールのビデオ見せて説明するよ」

セイヴァー「あれみたら絶対、外で一人で歩けないよ」

カノーネ「自動車に轢かれた神姫の事故写真か・・・・」

ナデシコ「ぐしゃーーーーぺったんこだもんな!!一発で死ぬぜ」

シャロン「・・・・・く、車ってドラゴンか魔王のような恐ろしい魔物ですか?・・・・・」

カノーネ「・・・・・・・・・・・・・まあ、ビデオ見てよ

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シャロンはナデシコやカノーネ、セイヴァーからいろいろ勉強して教わるたびに感嘆の声を上げる。

シャロン「ひゃあああああ!!トラックってこーーーんなに大きく重いんですか?」

ナデシコ「まあ、神姫サイズからみたら船みたいなもんだよな」

シャロン「あ、あの・・・カラスってモンスター・・・なんでこんなに凶暴で数が多いんですか?」

セイヴァー「カラスはモンスターじゃないよ。動物だよ・・・」

シャロン「・・・ビデオを見て分かりました。私・・・この家の外には絶対に出ません」

ナデシコ「まあ、それが一番いいね」

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カノーネ「でも、俺らさーマスターと一緒によくお出かけするけど、シャロンはそんときどーすんの?」

シャロン「絶対に外なんか出ません!!猫やカラスなんかが町の中に普通にいるんでしょ?襲ってきたらどーするんですか?勝てませんよ!!食べられちゃうよ!!」

カノーネ「大丈夫だって、人間と一緒にいたら安全だって、そんなにびびんなよ」

シャロン「く、くま車とかはどーするんですか!?トラックなんかガバーと突っ込んで襲ってきたら死んじゃうよ」

カノーネ「日常生活でトラックが襲ってくることってあるのか?」

ナデシコ「交通事故のこと言ってるんじゃね?」

カノーネ「まあ、そんなに怖がらなくても大丈夫だよ、めったなことでは神姫は壊れないよ」

シャロン「はああ・・なんて恐ろしい世界なんでしょう・・・ここは・・・神はいるんですか?」

ナデシコ「神イ!?知るかそんなモノ!!!」

シャロン「おおおー神よ・・・」

つづく

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[ 2009/08/02 23:01 ] 武装神姫 「真零」 | TB(0) | CM(3)

神姫さんって言語や一般常識等はある程度初めから備わっているんでしょうけど
日々の生活から学ぶことも多いのですね~
そしてそれがそれぞれの個性となっていくのかもしれませんね。
しかし基本社会は当然“人間”中心に出来ているでしょうから神姫さん達には日常でも危険がいっぱいですな(゚¬゚;
[ 2009/08/02 23:32 ] [ 編集 ]

ゴキブリと戦ってたりしてそうですね
・・・いや、それはホイホイさんの仕事か
[ 2009/08/03 02:27 ] [ 編集 ]

コメント返し

>arahabaki さま
そうですね。意外と人間は動物の中では大きいほうなんですよ。
逆に神姫サイズの動物は多く、危険はいっぱいです。
もし、自然界に神姫がいたら生き残れるのかな?と不安になりますね。

神姫の学習についてですが、おおおまかなフォーマットはあってそこからいろいろ発展していくみたいな感じで考えています。

>さま

ゴキブリとバトルですかwそれはホイホイさんの仕事ですね。
でもゴキブリよりも我が家はネズミが出ます!!

ネズミはけっこうでかいのでいい勝負になるのでは?と思います。
[ 2009/08/03 23:30 ] [ 編集 ]

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