MMS-零 ミッション 44 「至福の艦隊作戦」 イベントムービーその1 

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2342年 8月5日 カイロ  


カタリナ社イギリス局将校

カタリナ社イギリス局 中東方面軍艦隊 司令官

カスリーン・モンゴメリー提督

チリリリインチリリリリイン・・・

モンゴメリー提督が電話を取る。

モンゴメリー「私だ・・・・なに?スーダン基地が取られた?・・・・・すまないがもう一度言ってくれ・・・・装甲空母、イラストリアスが・・・撃沈されただと?・・・・分かった・・・」

カチンと電話を切るモンゴメリー。顔は真っ青だ。

ティターンズ女性将校

地球連邦軍 ティターンズ 第3方面軍 司令官

マルス・オム提督


マルス「モンゴメリー提督、どうました」

モンゴメリー「スーダン基地が陥落した。我が軍の装甲空母イラストリアスが撃沈された」


どよどよと会議室がざわめく。

地球連邦軍将校その2

地球連邦軍 北アフリカ地区方面軍 司令官

シェリン・アロイ提督

アロイ「あの不沈空母が沈むとは・・・・信じられません」

モンゴメリー「事実だ、残念ながらな」

地球連合軍女性将校

地球連合 ファントム・ペイン 第2管区 司令官

シルビア・ルン提督

シルビア「大胆な作戦行動ですね。フランス局が動かないことを前提とした大規模攻勢です。このままでは・・・」

シルビアは苦い顔で地図を見る。

地球連邦軍女性将校

地球連邦軍 エジプト地区方面軍 司令官

リズィ・ワイアット提督

ワイアット「スーダン基地が陥落したことによって、我々はリビアとスーダンによって挟まれたぞ」

マルス「おのれ・・・スペースノイド共め!!やってくれる」


モンゴメリー「しかし、敵の包囲網は薄い・・・しょせんは雑兵の寄せ集め、我がカイロに集結中の艦隊で容易く食い破れる。逆襲できるぞ」

マルス「どうするつもりだ?」

ワイアット「ここのリビア南部、チャド近辺にスペイン局の艦隊がいる。ここサハラ砂漠中央部に対して大攻勢を行なう。チャド付近の敵を掃討できれば・・・このように分断できる」

アロイ「なるほど、オセロゲームだな」

シルビア「ここは砂漠です。砂漠戦では補給線が重要です。敵の補給ラインを立てばたちまち干上がります」

マルス「よーし、我がキリマンジェロ基地にスーダンに駐屯している通商枢軸国の艦隊に陽動を仕掛け、戦力を食い止める」

モンゴメリー「リビアとエジプト国境付近の戦線に対して、我がイギリス局の部隊で同時刻に攻撃を仕掛ける」

シルビア「・・・これならいけそうですね」

ワイアット「我が連邦軍の艦隊と予備兵力として傭兵部隊を雇い、ここ、チャドのスペイン局艦隊を打ち破る」

シルビア「我が軍の情報によると、このスペイン局艦隊は大型の戦列艦を保有していますね」

アロイ「ならば、こちらも戦艦を投入するまでだ」

ワイアット「バーミンガム級とダーウィン級、マゼラン級による戦艦艦隊でスペイン局艦隊を撃破する」

モンゴメリー「・・・スペイン局艦隊は、腐っても旧列強諸国の一つであり、なかなかに強力だ・・・過去、幾度も交戦したが気をつけたまえ」

マルス「艦隊戦力はこちらが上だ!!負けはせんよ」

シルビア「では、反撃作戦といきましょう。スーダン基地で散った多くの同胞の仇討ちです」

マルス「そうだ!!ファシスト共を蹴散らしてやる!!」

アロイ「作戦名は?」

モンゴメリー「至福の艦隊作戦だ。神から至福を得られるのはどちらかな?」

ワイアット「我が地球連邦軍艦隊に神の加護あれ」





終わり
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[ 2012/08/05 13:57 ] ミッション | TB(0) | CM(2)

>大型の戦列艦
今時戦列艦とか何考えてんだ。戦艦どころか航空隊のカモだぞ。

ラス
「マスターマスターせんれつかんって何?」

簡単に言うと大砲を沢山並べた軍艦だ。
がその大砲を沢山という構造がネックとなって脆いという致命的弱点がある。
大航海時代の遺物だぞ。

ミッド
「ロシアには同名のまったく違う軍艦がありますが」

ハウアー狩りかと思ったら今度の任務は戦列艦退治か。
コナーさんでも呼ぶか。
あの人アサシンなのに戦列艦シージャック出来るらしいし。

ラス
「良く分からないけど火力馬鹿って事だね!ボクのハッソウビートを見せてあげる!」

前回の依頼は事実上失敗だからな。一応ティターンズから別口で報酬もらったが、今回は普通に稼ぐとするか。
[ 2012/08/05 14:16 ] [ 編集 ]

アレキサンドリア、エルヌーザ空港にて


アレキサンドリア、エルヌーザ空港に着陸したイレギュラーズのC-17改。
駐機場に誘導されてから小一時間ほどすると、古くさいUH-60一機とVF-11 二機がやって来た。

VF-11には艦内整備士の箸型MMS/ネネトとスプーン型MMSのエイルが搭乗し、天使型Mk2の
オクタヴィアから荷札を受け取ると、C-17改に搭載されているVF-25S用の強化装備/
アーマード・パーツ収納コンテナを機外に運び出していく。
一方のUH-60には、戦乙女型のブリガンティを機長として、巫女型のユキと悪魔型Mk2の
ヴァカリネーが乗っていた。ブリガンティは機内で待機し、ユキとヴァカリネーが降りた。

オクタヴィアは、巨大でクラシカルな輸送機を降り、ユキとヴァカリネーに到着報告をした。
そして、機内に向かって手招きをした。

ヴァカリネー「何? お客さん?」
オクタヴィア「合衆国/ワシントン州のレイモンドから連れて来た。
       ADEPT社生まれのお仲間だよ。」

タラップを変なステップで降りて来たそのMMSは、とても武装は似合いそうも無い神姫だった。
体操着のような服装と深々と被った鍔付き帽子、手にはタブレット型端末。

ユキ「紹介します。彼女は”メーティス”。サープライズの中枢電脳システム・思兼の
   専門オペレータです。」
メーティス「初めまして、皆さん。メーティスです。どうぞよろしくお願いしますね♪」

にっこり笑う彼女に対して、ヴァカリネーは訝しんだ。

ヴァカリネー「・・・なんだ、コイツ・・・?」
ユキ「丁度、”ルリルリ”の立場かしらね。」
ヴァカリネー「はぁ?!」

その時、ネネトとエイルが、コンテナ運搬の準備が手来た事を、ネット回線で伝えて来た。
エルヌーザ空港は、連邦軍や連合軍、カタリナ社イギリス局の航空機や飛行MS、MMSが
ひっきりなしに離発着を繰り返し、遠くの声は届き難くなっている。

ユキ「詳しくはサープライズに着いてからにします。今は、エルヌーザ空港を離れる事が
   先です。」
オクタヴィア「そんなに戦局は危ないんですか?」
ユキ「通商枢軸国同盟軍は、現在の所、連戦連勝。通商連邦軍はその逆。
   ついさっきも、南のスーダン基地を墜とされたばかりです。
   そろそろ、起死回生の策を打たないとジリ貧、と言った所です。」
オクタヴィア「合衆国は、至って平和でしたよ。ただし、やたらと物の生産が活発化して
       ましたけどね。・・・戦争の準備ですかね?」
ユキ「・・・多分。」

エルヌーザ空港にオクタヴィアとC-17改を残し、離陸するUH-60とVF-11。
新人・メーティスは、窓からのアレキサンドリアの風景を楽しんでした。
ヴァカリネーは、面白くないと憮然としていた。
ユキは眼をつむり、物思いに耽っている様に見える。
ネネトとエイルは、コンテナの中身について、ネットで色々会話を交わしている。
この異様な雰囲気に、ブリガンティは緊張を強いられていた。

ブリガンティ「・・・お、落ち着け、ボク。もう少しの辛抱だ・・・。」

サープライズは、紺碧の地中海に悠然と存在していた。
あれが、ボクらの”家”だ。・・・にしても、何回見てもデカいなー。


[ 2012/08/05 16:56 ] [ 編集 ]

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