新章「Maghreb」 

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MMS-零(エムエムエス ゼロ)

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:ストーリー


西暦2340年代初頭・・・・

地球連邦政府が統治能力を徐々に失い、それに伴い各地で武装神姫によるテロ行為や暴動が頻発していた。それらを鎮圧し、秩序の回復を図るため、MMSはより強力かつ高度に機械化され、軍やテロリストに様々な兵器を供給するMMS企業もまた、数社のMMS企業から成る強固な軍産複合体を形成し、その影響力を強めていった。

加速するMMS社会の破綻により、ついには既存のMMSシステムが存亡の危機に陥るに至り、新たな統治体制の確立を目指し、実質的最高権力組織となっていたカタリナ社率いる企業組織『MMS企業連合』が、地球連邦政府および群集コロニー国家連盟に対し全面戦争、「MMS戦争」を開始した。

MMS戦争は、カタリナ社率いる企業側『MMS連合』が投入した最新鋭MMS部隊、特に、素粒子技術などの最新技術を盛り込んだわずか数百機にも満たないSSS級ランカーMMSの投入によって、数多くの諸国家はなすすべもなく壊滅し、勃発からわずか一ヶ月程度で、カタリナ社率いる企業側『MMS企業連合体』の圧倒的勝利で終結。これにより、カタリナ社率いる企業による統治が開始された。

後にMMS戦争と呼ばれた凄惨な一方的な殺戮劇は終わった。

人類はようやく平和を取り戻したかに見えた。

カタリナ社はかつての旧列強国の経済圏を中心とした大企業にたいして強固な経済同盟を結び、圧倒的な経済力と軍事力で世界の3分の1を支配した。

USA局、イギリス局、日本局、ロシア局、フランス局、ドイツ局、カナダ局、オーストラリア局、イタリア局、サウジアラビア局、イスラエル局、コリア局などの先進国、経済、技術、資源、軍事大国は、お互いの利権を守るために独自に自治権を有し、互いに補完しあっていた。

月面に数多くの月面都市や軍事基地を建設し、宇宙にも数百を超えるスペースコロニー、宇宙ステーションを建造し、多くの人々を殖民し、自分たちに都合のいい世界を作っていく。

人種、宗教、言語、民族、主義の違いをこえたカタリナ社の結束した理由はひとえに「金」だった。

「金」のためならカタリナ社は容赦ない行動、非人道的、常識から激しく逸脱するような奇行をとった。

カタリナ社は地球圏の支配者として君臨した、だが、その支配体制も自らが招いた傲慢な行動により、旧地球圏を支配していた地球連邦および地球連合、国際連合などの旧支配勢力から大きな反感を買うのは、必然であり、さらなる結束を促してしまう。

さまざまな主義主張、思想、宗教が入り乱れ、人類は地球圏は混沌の渦に巻き込まれ、多くの人命が失われていく。

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2342年

カタリナ社イタリア局およびドイツ局、スペイン局は東アフリカ植民地の拡大を企図していた、またドイツ局、スペイン局と同盟を結ぶコロニー独立連盟軍からは北アフリカ駐留イギリス局および地球連邦軍、連合国軍への攻撃を要請されていた。イタリア局上層部は装備や補給面での不足から慎重な行動を求めたが、ドイツ局はイタリア局の反対を押し切る格好で、2342年7月15日、軍にイタリア領リビアからエジプトへの攻撃を命じた。

20世紀初頭の伊土戦争により、1911年にはイタリア王国がリビアを植民地化した、軍事的にも伊土戦争は非常に大きな意味を持つ戦いとなった。1911年10月23日、イタリア陸軍航空隊は飛行船による前線偵察を行わせており、11月1日に捕捉したオスマン軍部隊に爆弾を投下した。これは世界で最初の「空軍による地上攻撃」として記録されている。その後、多くの紛争が続くが、2123年の第二次伊土戦争、2267年の第三次伊土戦争を経て、北アフリカ、リビアはイタリア局の植民地となる。

後に「マグリブ戦争」と呼ばれる戦争。北アフリカ戦線においてイタリア局以下ドイツ局及びコロニー国家連盟軍、ジオン公国、プラント、ヴェイガンがイギリス局、地球連邦及び地球連合に対しとった攻勢である。

この侵攻における当初の目標はスエズ運河の制圧だった。イタリア局がイタリア領リビア(以下「リビア」と記す。)からスエズに到達するためには、イギリス局と地球連邦軍が共同管理するエジプト領(以下「エジプト」と記す。)北部を通過する必要があった。何度か攻撃は延期され、さらに攻勢の規模は当初よりも拡大された。 最終的に目標はエジプトへの侵攻、完全占領と、その前面の敵部隊に対し攻撃を行なうことになった。

スエズ運河の制圧をもくろむイタリア局とドイツ局、スペイン局のカタリナ社欧州各局は利権目当て、それらの局と同盟を結ぶコロニー国家連盟軍、ジオン公国とプラント、ヴェイガンは地球連邦軍部隊の攻撃とアフリカの領土確保という名目で『通商枢軸国同盟』を結ぶ。

これに対抗してイギリス領エジプトを支配していたカタリナ社イギリス局と地球連邦軍、地球連合は「通商連邦同盟」を結んで「枢軸国」側に徹底抗戦。

その他の各国、諸勢力、カタリナ社の各局は「中立」を宣言。

北アフリカのスエズ運河を巡って、大規模な戦闘が行なわれる。

「マグリブ戦争」と呼ばれる戦争が始まった・・・・

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[ 2012/07/15 01:34 ] ミッション | TB(0) | CM(2)

スエズ運河の先に在るもの


ネットワーク/ワイヤードのあちこちから、データ/ライブラリを検索するユキ。
現状、南欧/ドイツ・カタリナ社陣営とコロニー国家の多国籍連合が、スエズ運河を狙っている
との事。しかし、スエズ運河の確保が最終目的では無いだろうと推測する。

24世紀の現在、中東の石油はほぼ枯渇した為に石油の輸送路としての役割は無くなったスエズ
運河だが、インドや東南アジア諸国、中国、極東諸国との海上交易路としての役割は未だ健在で
ある。
この人工運河を抑える事は、地政学的に重要である。地球における大量輸送方法は、やはり船舶
が主役なのだ。いくら巨大な浮かぶ艦艇を沢山建造したとて、それに見合うだけのコストでなけ
れば、運搬の主役にはなれない。かつて、航空機が船舶の地位を奪う事が出来なかった様に。

では、何か。
古典的ではあるが、やはりインド亜大陸の制圧だろうと推察する。
ここは、古来、アレクサンダー大王を始めとする覇王達が制圧を試み、大航海時代に西欧列強が
その覇権を争い、四世紀前には連合王国がその支配下に置き、”陽の沈まぬ帝国”とも呼ばれた
大英帝国の基本領土となった。
第二次世界大戦後は、独立後の一時の低迷はあったものの、地域覇権国家の一翼を担い、世界の
大動脈と言われるインド洋での確固たる地位と、中央アジアからの資源輸出港としての役割を
担う。
巨大なアジア大陸を制覇するための拠点には、その中央に突き刺さる様に存在するインド亜大陸
は一番最適なのだ。
西に中東や遠く欧州を臨め、北に中央アジアやシベリア地方、東に東南アジアや遠く中国を臨め
る。
インドを制するものはアジアを制す。
スエズ運河攻略は、その先駆けだろう。

ユキは、大きくため息をついた。

ユキ「何も変わらないのですね、人類世界は・・・。」
[ 2012/07/16 23:27 ] [ 編集 ]

コメント返し

>madriax74 さま

超深度にあるもっと古い地質の油田があり、この世界では掘削精製技術が発達しているので石油はまだ枯渇していません、現在ある油田施設をそのまま利用して中東油田は健在です。またスエズ運河はおっしゃるとおり、通常船舶が通過するには最重要の拠点です。
もちろん交通の要所でもあり資源豊富、このスエズ運河を制するのは地球の海運を制するとも言われるほどです。
古来から争いが絶えない地域です。

現在はイギリス局が管理し、それだけでは不安なのか地球連邦軍や地球連合軍も一緒になって駐屯し、国連もその重要性から戦術機部隊を常備相当数配備し、万全の態勢で守護していましたが、コロニー国家連盟とカタリナ社の南欧、極右ファシストによって猛攻撃を受けている状態です。

他のカタリナ社の局や諸勢力は静観し、様子見している感じです。


[ 2012/07/17 23:43 ] [ 編集 ]

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