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MMS-零 ミッション 40 「所属不明MS,MMS撃破」  

MMS.jpg

オペ娘その2グレー

エリカ「緊急の依頼です。

日本局のカンサイ・アリーナに出現した、正体不明のMSおよびMMSを排除してください。

目標は最近地上の各地に出没、我々リングに登録されている傭兵を襲撃して次々と破壊しているMSです。
目的は一切不明ですが、相当な腕を持つことは確かです。

トップランクの傭兵チームを二組向かわせましたが、信じがたいことに、撃破されました。

現地に直ちに合流し、目標を排除してください。

このまま目標を放置することは、我々傭兵の信頼に関わります。

確実に遂行してください。


・・・気をつけて、敵は強力なガンダムタイプ、そしてSS級の戦闘能力を有する複数のMMSを有しているわ。

お願い生きて戻ってきて



・作戦領域: 日本、カンサイ・アリーナ(旧関空跡地)

・時刻:7.00

・天候:快晴

・目標 :所属不明MS及びMMSの全機撃墜。

・報酬 :500000c

・単独ミッション

・エネミー

GNW-20000 アルケーガンダム ×1機

悪魔型MMS「ストラーフ」×1機 SS級
天使型MMS「アーンヴァルMK2/フルアームズ」×1機 SS級
戦闘攻撃機型MMS「メッサー・グリフォン」×1機 SS級
戦闘爆撃機型MMS「シェル・ドラッケン」×1機 SS級

・友軍無し

・制限時間

1時間

・参加可能機体数

アバター×1体

MMS×4体

【母艦】使用可能

・単独ミッション



バトルの書き込みコメント期限は7月14日迄


バトル開始時イベントムービー


xDSC04802.jpg


極東、東の果てに位置する日本局のカンサイ・アリーナ。

静かな朝の始まりに、たたずむ紅のMS・・・


xDSC06454.jpg


???「この世界は腐ってる。身勝手な独裁者が横暴に振舞うコロニー国家連盟共・・・腐敗し差別と弾圧を繰り返す地球連邦・・・金儲けと利権争いしかない金の亡者の企業のブタ・・・なにより許せないのは貴様ら、傭兵だ・・・

罪も無い多くの人々を戦火に巻き込み、世界中に争いを撒き散らす貴様ら、傭兵共だけは決して許せない。

俺は、いや俺たちは決めたこの世界をあるべき姿に戻すと!!」


xDSC04336.jpg

悪魔型MMS「・・・」

xDSC05507.jpg

戦闘攻撃機型MMS「・・・」

xDSC05995.jpg

天使型MMS「・・・」

xDSC00979.jpg

戦闘爆撃機型MMS「・・・」


xDSC06458.jpg

???「土に還してやるッ!!!」


有無を言わずに一斉に遅いかかる所属不明のMS。




イメージ戦闘BGMはこちら



▼ 
ミッションを開始してください。
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[ 2012/07/08 16:13 ] ミッション | TB(0) | CM(18)

- アバター機 -
ビアレス(腕部合成マルス・新型オーラ増幅機搭載)

- 参加神姫 -
アルトアイネス型「ラス」ズワァース仕様
ゼルノグラート型「ステ」RSC仕様
ウェルクストラR型「ミッド」EWACキャバリアー
テンペスタ型「ロイド」最終決戦擬似太陽炉搭載仕様

- 母艦 -
群雲航空基地
F-16戦闘機
F-15戦闘機
ガルーダ
各一個小隊航空支援要請可能。
母艦機能無し。

- ブリーフィング -
作戦を説明する。道場破りが趣味のヒョットコ野郎とゆかないな仲間達を始末して来い。
と言う今までは少し違った依頼だ。

ラス
「この業界絶対恨まれてるよねーって思ってたけどやっぱりいたんだねーこういう人」

我々戦争の犬達の御蔭で経済が回っているというのに愚かなやつよ。

ラス
「まぁ…確かに数少ない就職先を失う訳には行かないか…
だが相手もエース揃い。どうするつもりだチーフ」

簡単だ。こういう酢蛸どもは一対一のゲーム的戦いしかやっとらん。
敵の土俵で戦うのは愚かだ。
よってAB組を前衛に出して、敵の射撃をひきつけ、その間に群雲基地から航空支援を呼びまくる。
まず飛行出来ないであろうストラーフ型を撃破し、
その後は徹底的な持久戦を仕掛ける

ラス
「ふぇ?一気にやらないの?」

手負いの狐はジャッカルよりも凶暴。
窮鼠猫を噛む。
相手もそれなりの精兵と見るが…奴等には援軍も増援も補給も無い。正に孤立無援。
此方は呼べるだけの航空支援を呼び続け、敵の勢力を削ぎ、ABで弾を使わせる。
そして弾薬推進剤バッテリーetc…尽きた瞬間一斉に襲い掛かり、全員捕虜にしろ

ステ
「へ?!普通そこは残忍にやっちまいな!的な発言が来ると思ってたんですけど…どうしたんですか隊長?
TEの出来がイマイチでおかしくなりました?」

いやおかしくなってない。
こういうバカは市中轢き回しの上獄門磔と昔から相場が決まっている。
しょっぴいた後、とにかく拷問だ!拷問にかけろ!

ステ
「あーブレてませんねー相変わらず」

背後関係を洗ったら一族全員学生時代の隣の席の奴まで全員さらし首にするんだよ!

ラス
「いやーもうどっから突っ込んだらいいか…どうしてこんな人になっちゃったんだろうねぇ~」

背後関係吐いたらオーナーはそれとして、神姫の方は全員重鉄騎の材料だな。
[ 2012/07/08 19:39 ] [ 編集 ]

アバター
戦術機『Su-47ML』
武装 『A-97』突撃砲×2


MMS
改アーンヴァルMk.2型『アードラ』
武装 『WSd-16C』突撃砲×1 『ツロポフSA-19』MI/IR誘導ミサイル×36 『77式近接戦用長刀』×1

ゼルノグラード型『リーリャ』
武装 『ダネル NTW-20/14.5』14.5㎜対物ライフル×1 『ZPU-2』23mm機関砲×1
『AKS-74』自動小銃(消音器&GP-25擲弾筒 装着)×1 『RGD-5』手榴弾×2 銃剣×1

ライトアーマー ウェルクストラ型『ラミ』
武装 『WSd-16C』突撃砲×1 銃剣×1


ムルメルティア型『ローザ』
武装 『2A46M-4』125mm滑腔砲×1 『AKMS』自動小銃×1 『RGD-5』手榴弾×4




母艦
ホバー軽装甲車『M353A4』

【武装】

『2A42』30mm機関砲×1 『PKM』汎用機関銃×1


【搭載】
最大搭載機数  4機まで

【特殊兵装備】
各種センサーによる索敵

【サイズ】
全長6.3m




我が隊は『Su-47ML』、『アードラ』、『ラミ』の3機が近接戦闘を敢行することで敵を足止めし、
その間に『ローザ』、『リーリャ』が遠距離射撃を実施、敵を撃破します。





KWAM!

TOPOL「五択並べてないで、さっさと闘え」CLICK!

VVO---!VVOO---!!

TOPOL「フン、避けたか、、、、、アードラ」ニヤッ
アードラ≪ハッ!≫
TOPOL「この赤いのは俺がやる。左翼のアーンヴァルは貴様に任せる」
アードラ≪Jawohl Mamsell!≫ニッ
TOPOL「ラミはメッサーを始末しろ。ドラッケンとストラーフには構うな」
ラミ≪Jawohl!≫
兵D≪【ヴィドラ】より【パラーチカ】、5時方向に敵機1。注意せよ≫
TOPOL「把握している。問題ない」

KWAOOOM!



報告
TOPOL傭兵団が交戦を開始しました。
[ 2012/07/08 21:25 ] [ 編集 ]

このミッション、無理!

ユキ、今日は何日だ?
え、7月8日?
じゃあ、終わった話だな・・・。
[ 2012/07/08 23:04 ] [ 編集 ]

コメント返し

>madriax74 さま

日付間違えましたw7月14日までですw
[ 2012/07/08 23:18 ] [ 編集 ]

アバター:VF-171EX「ナイトメアプラスEX」(コールサイン:ヴァルゴ1)
  武装:ビフォーズAMG-30 30mm重機関砲×2
     エリコーンAAB-9A ビーム砲×2
     新星MF工廠/L.A.I製PAGC/MEDC30-EX-A MDE重量子反応砲/
30mmMDE機関砲マトリックス×1
     ビフォーズBML-02S マイクロミサイルランチャー×2
     ビフォーズAGMM-05D 中射程ミサイル×1
     センチネルFXA-60A 高速徹甲ロケット6連装ポッド×1
     L.A.I AGMS-02A 短射程高機動ミサイル3連装×1
     センチネルAVM-11R 対空母用大型対艦ミサイル4連装×1

MMS1:エウクランテ型高機動カスタム"サンダーバード"「サラ」(コールサイン:ヴァルゴ2)
武装:「ボレアス改」大型ビームライフル 速射タイプ×1
「エウロス」高周波ソード×2
「ゼピュロス」ナックルボウガン ×1

MMS2:MMS4: エウクランテbk・フルセイバー「レイチェル」(コールサイン:ヴァルゴ4)
装備:「ボレアスbk」大型ビームライフル×1
   「ゼピュロスbk」ナックルボウガン×2
   「エウロスbk」高周波ブレード×2 
   「スキュラbk」大剣×2
    GNソードIVフルセイバー×1

MMS3:ストラーフwh「ルナ」(コールサイン:スコルピオ4)
武装:「チーグルwh」格闘戦用重副腕×1セット
   「サバーカ」格闘戦用重脚部×1セット
   「アングルブレードwh」湾刀×2
   「ヴズイルフ」モデルPHCハンドガン×1
    中口径対装甲ハンドガン×1
特記事項:大腿部に追加ブースター装備

MMS4:アーンヴァルMk2テンペスタ過剰装備カスタム"オーバーロード"「シハル」(コールサイン:ヴァルゴ7)
武装:LC5レーザーライフル(ソード兼用)/連装アルヴォPDW11マトリックス×2(アルヴォは合計4丁)
   「ココレット」自律攻撃端末×4
   「リリアーヌ」自律攻撃端末×4
   4連装翼下ミサイルランチャー×4
   12連装マイクロハイマニューバーミサイルポッド×4
   脚部スタビライザー兼用エクステンドブレード"ブレードキック"×2
   アルヴォBD1バトルダガー×2
   脚部スタビライザーウィング兼用バトルダガー×2


母艦:ペガサス級強襲揚陸艦アルビオン型「キャリエッジホース」(コールサイン:ホロスコープ)
武装:2連装メガ粒子主砲×2
   2連装メガ粒子副砲×2
   2連装レーザー砲×18(対空14・対地4基)
   大型ミサイル発射管×4
   艦載機搭載可能数12

《世界をあるべき姿に戻す?何を。なるべくしてなったのがこの世界だろうが》
カンサイアリーナ上空に飛来する、1機のVF。
それに随伴する、4機のMMS。
《まさかとは思うけど、みんななかよし軍隊要らない!なんて脳内お花畑の考えじゃないよね?その『あるべき姿』って………》
《全く………バカバカしいですわね。結局、自分の考えと世界が合わないから駄々をこねているだけのくせに》
《罪なき人々を殺め、争いを振りまく?それが何か?ロゼを守るためなら、私は世界中をも敵に回します》
《うっわぁ………凄いお子ちゃま思考………サラの絡んだ時のレイチェルよりたち悪いよ………それに、ボクはバトル大好きだからね、今更やめらんないよ!》
MMSたちも口々にコメントを返すと、思い思いに散開していく。
《ヴァルゴ1より各員、コンバットオープン!バカ野郎どもに落とされるなよ!》
隊長機のVFの号令とともに、戦場に幾つかの火線が奔り始めた。
そのど真ん中を抜けて、アルケーに接近するVF-171EX。
男は回線を開くと、アルケーのパイロットに告げた。
《もう少し周りをよく見て物を言え、間抜け》
その言葉の直後、メッサー・グリフォンが体を両断され、爆発四散した。

------------------------------------------


戦いは終わった。
サラの手でメッサー・グリフォンがそれこそ一瞬で撃破されてしまえば、相手が混乱するのは目に見えていた。
いくらSSクラスと言えども、戦場で混乱状態となってしまえば、撃破されるのは明白。
連携さえすれば勝てる、と踏んでいたのだろうが、同格、あるいはそれ以上の相手と当たって分断されてしまっては連携のしようもない。
そうして各個撃破される様子を見て狼狽えるアルケーを一蹴。
「そんなにこの世界が嫌だったらとっとと首くくったほうが楽だったろうに」
胸部を撃ちぬかれたアルケーガンダムの残骸にそう吐き捨てて、男はVFを変形、そのまま飛び立った。
太陽が高く昇るカンサイアリーナに、墓標のごとくGNバスターソードが突き刺さっていた。
[ 2012/07/09 02:58 ] [ 編集 ]

(PL.今日からルカとクリスを復帰させます。)

[投入戦力]
・アバター
GN-001.5「1.5ガンダム」
武装:GNバスターライフル、専用GNシールド、GNバインダーライフル、大型GNビームサーベル×2、アルヴァアロン・キャノン
特殊機能:トランザム・システム

・MMS
悪魔型「キャサリン」
武装:純正装備一式、四式斬艦刀、ローク、コート&コーシカ

天使コマンド型・R装備「ルカ」
武装:ルプス・ビームライフル、ラケルタ・ビームサーベル、チャクラムバックラー、ライザーパック武装
特殊機能:トランザム・マニューバー

サンタ型「クリス」
武装:純正装備一式、HSR、HEML、コトブキヤ・ビームソード

山猫型「ミリー」
武装:純正装備一式、プレジション・バレル、クストリーマ・バレル、ペネトレート・クロー、ECMグレネード、スタングレネード

(@作戦領域)
レイキャスト「ブレイク!!」

切りかかって来たアルケーを見て、即座に回避の指示を出すと、レイキャストは相手の突撃をシールドで受け止めた。

アルケー「貴様らはいつもそうだ!仕事と称して、無辜の住民を殺し、あまつさえ街一つを滅ぼす!!そのような愚行を許すわけにはいかん!!だから俺たちは・・・!」
レイキャスト「言いたい事はそれだけか・・・?」
アルケー「何っ!?」
レイキャスト「言いたい事はそれだけか、と聞いている」

パイロットスーツ代わりにしているアムジャケットのヘルメットを脱ぐと、彼はアルケーのパイロットにドスを聞かせた声で話し始める。

レイキャスト「確かに傭兵の中には、己のため『だけ』に戦っているのもいる。だがな、極端な例だけを槍玉に挙げて、それを糾弾するのは馬鹿のやることだ」
アルケー「何だと・・・!?俺たちの理想を馬鹿にするのか!?」
レイキャスト「馬鹿にしてもらえるだけありがたく思うんだな。それから、俺の知っている傭兵の一人に、報酬よりも信念で戦っているヤツがいる。そいつらも侮辱するというのなら・・・」
アルケー「がっ・・・ぐっ!?」

相手を蹴り飛ばして距離を開け、バスターライフルを構えて彼は続けた。

レイキャスト「俺は、お前を討つ」


(@作戦領域)
[ 2012/07/09 17:16 ] [ 編集 ]

アバター機
 GN-0000GNHW/7SG「ダブルオーガンダム セブンソード/G」
 武装:
  GNソードⅡブラスター
  GNバスターソードⅡ
  GNソードⅡロング
  GNソードⅡショート
  GNカタール×2
  GNビームサーベル×2
 アビリティ:トランザムシステム

参加MMS

 人馬型プロキシマ 「ホリィ」
  武装:純正装備一式+フレキシブルスラスターユニット
     GNビームバルカン×2
     GNソードⅣ"フルセイバー"
     マイクロミサイル×4(フレキシブルスラスターに内蔵)
     GNシールド
  アビリティ:GNフィールド

 天使型Mk2-FAP「ジブリル」
  武装:純正装備一式(モード・ペガサスFAP)
     M8ライトセーバー×2
     アルヴォPDW11×2(内一本はアルヴォPDW11エクステンドとして装備)
     リリアーヌ&ココレット×2
     LC9レーザーキャノン(リアユニットにアーム接続)
     LS9レーザーソード(リアユニットに懸架)

 悪魔型Mk2-FAP「イブリス」
  武装:純正装備一式(FAP)+エールストライカーパック
     コート&コーシカ
     CWロデオマシンガン
     クリウーフ(右副腕に装着)
     ローク(左副腕に装着)
     ジーラウズルイフ(リアユニットに懸架)
     グリーヴァ

 鷲型ラプティアス・エアドミナンス「エストレージャ」
  武装:純正装備一式(エアドミナンス)
     アイリス社製試作リニアライフル
     レッドスプライト
     アドラーム長距離誘導ミサイル×2
     インパクト・ハザード

母艦:スペース・アーク級巡洋艦「メリジェーヌ号」
 ※市街地に近い立地条件につき、今回は輸送のみ。武装は使用せず。
     

《はぐれ傭兵感傷派》

「この世界は腐ってる。身勝手な独裁者が横暴に振舞うコロニー国家連盟共・・・腐敗し差別と弾圧を繰り返す地球連邦・・・金儲けと利権争いしかない金の亡者の企業のブタ・・・なにより許せないのは貴様ら、傭兵だ・・・

罪も無い多くの人々を戦火に巻き込み、世界中に争いを撒き散らす貴様ら、傭兵共だけは決して許せない。

俺は、いや俺たちは決めたこの世界をあるべき姿に戻すと!!」


広域回線で告げられたその一句一句をかみ締めるように、ダブルオーの機内でその傭兵は目を瞑っていた。
襲撃者の演説めいた叫びが終わると同時に、傭兵は静かに語り出す。

「……否定も反論もしねぇ、確かにそんな面もあるのも確かさ。
 去年のウラジオストク、先月のソシエテ諸島…『民間人への被害を抑えようとしていた』
『味方があんな真似をするとは思わなかった』…なんざ、
やられた方はたまったモンじゃないよな。こんなモン、言い訳にもなんねぇ。
 ……あぁ、保障してやるよ。アンタの怒りは、正しい」

男に従う神姫達が息を呑んだ。それに構わず男は続ける

「…だがよ、だからって「ハイそうです」かってむざむざ殺されてやる訳にもいかんのよ。
 来週はカンボジアに井戸堀りに行く予定だし、クルジスにいるガキンチョどもと約束した
オアシスに花を植えに行く事もしてねぇし、何より今日は献血に行く予定だったんでね。
お陰で先方に謝りの電話入れる破目になったんだぞコンチクショウ」

男がどこか飄々と話すその内容に、襲撃者は激怒した

『…ふっ、ふざけるなっ! 罪滅ぼしの心算だとでも言いたいのか貴様ァッ!?

そんな事で、貴様らが犯した罪が償えると思っているのか、この……薄汚い偽善者がッ!!


「いいや? ただの代償行為で偽善行為。そんなモン……やってる本人が一番判ってんだよッ!

 あぁ、こんな事してたって手についた血は拭えねぇし、殺した連中は戻ってこねぇさ。解ってるんだ」

「だからって、こんな所でアンタに殺されてやる訳にはいかない。殺した連中の死を無駄にしちまうからな。

 俺はまだ……何も成し遂げちゃ、いないんだッ!!

それぞれの得物を構える2機。別の宇宙では、それぞれ師弟が駆りそして激突した2機の"ガンダム"。

 紅の"ガンダム" 変革を拒んだ者…――アルケーガンダム

 蒼の"ガンダム" 変革を望んだ者…――ダブルオーガンダム

皮肉にも、この宇宙では…どこか似た理想と願いを抱く2者が駆り、そして激突する運命にあるらしい。

「…確かに、戦いとは殺し合いだ。…だけど、それだけじゃないって……その先に何かがある筈だと。
 僕は…そう、信じたいんだッ だから…マスターをやらせは…しないッ!!」
 人馬を模して作られた神姫が叫ぶ。

「理想を叫ぶのは勝手ですが……少し考え違いをしているのでは無くて?
 傭兵など所詮は末端。理想に酔い、刃を向けるべき相手を違えるとは……正直、滑稽ですわよ?」
 荒鷲を模して作られた神姫が哂う。

「…きっと、マスターの言うとおり。あなたたちの志は間違ってないと思います。けど…
 そんな力があるなら・・・弱い人を護るために戦う事だって、出来た筈なのにっ
 私たちは貴方たちを……止めて見せますっ!!」
 天使を模して作られた神姫が泣く。

「正直な所、ぼくはお前らの御託には興味が無い。振りかかる火の粉は払うだけ、さ。
 ……と、思っていたが気が変わった。お前たちは、ジブリルを泣かせたな?
 ……良いだろう、せいぜい地獄で後悔するがいい…ッ」
 悪魔を模して作られた神姫が猛る。

 人馬は龍と、荒鷲は鷲獅子と、天使は天使と、悪魔は悪魔と。

 そして、"ガンダム"は"ガンダム"と。

 こうして、総勢10機。彼らと彼女らの、お互いの信念を賭けた勝負の火蓋は、切って落とされた。

(PL発言)
 なんだか燃えるシチュエーションなのでカッとなって書いた。反省はしている、後悔はしていない(ぉぃ
[ 2012/07/09 20:16 ] [ 編集 ]

“ソレ”は戦いと呼ぶには余りにも一方的で、無感情で。
もしその戦いを呼ぶのなら皆がこう言うだろう。
『虐殺』と。

アバター:F-18F『スーパーホーネット』戦術機
列機:00式『武御雷』戦術機(黄)
MMS1:悪魔型Mk-Ⅱラヴィーナ『メデューム』
MMS2:悪魔型Mk-Ⅱ『エクウスペディス』
MMS3:悪魔型Mk-ⅡFAP『バルルスナリス』

全てが終わり。
撃破されたアルケーの前で、一人の男がとある教義を暗唱していた。

 「武は万物の調和なり。戦いこそ平和なり。
  万物は戦いより生まれいで、生成し変転せり。
  戦いなくして変化なく、戦いなくして進歩なく、人は獣に留まるなり。
  獣を人に育むは戦いなり。
  人を神に至らしめるもまた……。
  されば万物の原理は戦いにあらん。
  闘争は調和の母にして、愛と平和と進歩を産む宇宙の原理にして神聖なり。
  神への道を探らん」


そう詠み上げた所で、男はかけていたサングラスを取る。
その下に現れた瞳は、ネコの様に縦に割れた瞳孔と紅く染まった虹彩を持っていた。

 「戦いを。戦いを。戦いを……我ら戦いをして神に到らん」
[ 2012/07/09 23:43 ] [ 編集 ]

バカの壁


あー、奴らの台詞を聞いてると、”バカの壁”を連想する。
自分のやっている事が正しいと、誰が証明してくれるんだろうねぇ?
言っておくが、俺はできんぞ。
どれが正しいなんてのは最後まで誰も回答できない。そして、変化しない社会は
そのまま崩壊するだけ。生き残りたければ絶えず変化し続けるしかない事という
のが、俺の信条だ。 ん? 物理学だよな、これ。
楽園に帰りたければ、文明も社会も捨てる事だな。そうすりゃ、ケルビムは天国
の門を開けてくれるだろうよ。

誰かが言ってたっけ。
”現状に不満が有るなら己を変えろ。それが嫌なら、大人しく眼と耳を塞げ。”
これは、現状の不満を他人の所為にするな、という事だ。
ま、行動を起こした事だけは認めてやるよ。動かないよりはずっとマシだ。

”世界は腐っている”。だがそれは、奴らの五感を通した世界認識がそう感じて
いるのであって、世界が諸法則から外れている訳じゃない。

要は、”この世界が自分の思い通りにならないので、気に入らない。特に傭兵が
気に入らない。だから、ぶっ潰す。”そう言った方が判り易いぞ、うん。

という訳だ。おいたをする”子供”にお仕置きをしなきゃならん。
お仕置き部隊、定員四名だが、参加希望者はいるか?

ラクシュミ「ほいほーい! 私、行くーっ!」
シャクティ「・・・よくもまあ、連戦できる事・・・。」
ネクベト「私、要らない子ではないですからね!」
ヴァカリネー「機能拡張したキュプロクス・システムの試験をしたかったんだ。」

・・・ま、”敵”を甘く見るような事はしてくれるな。

ユキ「スポンサーからの”緊急展開用輸送機 C-17改良型”の受領も終わってますし、
   ここシアトルから、全てを積載してハワイ、グアム、嘉手納、岩国経由で、
   大阪湾に行けます。
   渡航中の疲労はかなり軽減される筈です。」

まあ、B-52改だと、MMSは運べても、VFは運べないからな。太平洋を横断するのは
ちと辛いし。

エンジンもVFシリーズやB-52改に使われている熱核タービンエンジンに換装して
あるし、早く沢山運べるってのがウリだったよな。

ユキ「直接、戦闘には参加できませんが、電子機器の拡張で戦術支援や電子戦は
   可能です。兵站は任せて下さい。
   ではメンバーは、以下の通りということで。


   アバター:VF-25S Messiah
      武装:ハワードGU-17A/58mmガンポッド×3
         ROV-127Cマルチバンドレーザー砲×4
         マウラーROV-25 25mmビーム機銃×2
         トルネード・パック(旋回式2連装ビーム砲)
         MAINGATE(戦術リンクシステム)
   MMS:天使型MMS アーンヴァルMk2 FAP 「ラクシュミ」「シャクティ」
      武装:モード・ペガサス改/スラスタ拡張型
         GEM LS7 Laser-sowrd  
         アルヴォPDR11改
         リリアーヌ×2
         ココレット×2
         GEM LC7 Laser Cannon
         M8ライトセーバー×2
         GEM LS9 Laser-sowrd
         MAINGATE(戦術リンクシステム)
     鷲型MMS ラプティアス エアドミナンス 「ネクベト」
      武装:レッドスプライト
         フェザーエッジ
         コヴァートアーマー
         アドラーム
         インパクトバザード
         VGスラッシャー
         ハワードGU-15 ガンポッド・ミニ×2
         MAINGATE(戦術リンクシステム)
     悪魔型MMS ストラーフMk2 ラヴィーナ/FAP「ヴァカリネー」
      武装:ローク(5連機関砲)×2
         グリーヴァ(片刃大剣)
         ディーカヤコーシカ(脇差し)×2
         ジーラウズルイフ
         パイルバンカー×2
         高機動用ブースター
         Zel ロングレンジスナイパーライフル
         キュプロクス・システム ver.2
         京レ社製3302式新型光学迷彩
         MAINGATE(戦術リンクシステム)
   母艦:C-17/GrobemasterIII改/操縦士:リンファ、ユキ 」

では、太平洋を渡りますか!

ユキ「サープライズは、補給完了後に日本に進路を取ります。
   追いつくのにそんなに掛からない筈です。
   そして、ミッションが終わりましたら、また奄美大島です。」
[ 2012/07/09 23:47 ] [ 編集 ]

エンゲージ


やっぱり遠いぞ、太平洋。
荷物をいっぱい詰め込んでいるから(約8割はVF-25Sだが)、合衆国西海岸/シアトルから岩国まで
約12時間。途中、ハワイ、グアム、嘉手納を経由して来たが、乗ってるだけでも疲れた。
でも、リンファは愉しそうだったな。
海上自衛隊/岩国基地のパーキングエリアで、VF-25SをC-17改のカーゴから降ろし、派遣部隊の戦闘
準備を整えると、再度空へ上がった。アプローチ先は大阪湾/カンサイ・アリーナ。

関空って、結局利便性は高く無かったな。伊丹空港や神戸空港の方が使い勝手が良いときたもんだ。
おまけに、地盤沈下がひどくて結局、跡地になってしまったらしい。かなり金をつぎ込んだのにな。
今じゃ、MMSのバトルフィールドになっているようだ。24時間稼働してる施設なのかな?

ユキ「マスター、独り言言っていないで、VFのシステム再チェックをしておいて下さい。
   カンサイ・アリーナはもうすぐです。おまけに、東方に向いている為に、逆光になります。
   淡路島上空にて、ラクシュミ、シャクティ、ネクベトを放出、カンサイ・アリーナ上空で
   ヴァカリネーを投下します。
   マスターは、MMS離脱時の護衛をお願いします。」

シャクティ「ちゃっちゃと終わらせましょう。早く奄美で遊びたいし!」
ネクベト「心ここにあらずですか? 油断するとそのまま永遠に”遊べます”が?」
ラクシュミ「どうでもいいから、早く外に出させろ!」
ヴァカリネー「・・・よし、旧関空のマップは完璧だ! どっから狙おうかな~。」

・・・皆、大丈夫か?

リンファ「もうすぐ、淡路島/妙見山を通過します。皆さん、"スカイダイビング"の準備を。」

リンファは、マイペースだな。

では、行きますか!
VF-25Sの速度を上げ、単機でカンサイ・アリーナに突入する。音声データに何か入っていた様だが、
はっきりとは聞いていなかった。
『土に還してやるッ!!!』・・・たしかそう聞こえた様な?
複合センサーが、前方に”敵/アルケーガンダム”を捉えた。後方ではMMS部隊の投入が始まってる。
まずは、挨拶かな?
一気にフルスロットルにし、大気に衝撃波をぶつける。VF-25Sの周囲には大きなヴェイパーと、遅れ
て巨大な衝撃波が発生した。紅いMSは、そのヴェイパーをもろに被り、衝撃波に揺さぶられた。

コクピットのパネルスクリーンには、"ENGAGE"の文字が表示された。
[ 2012/07/11 00:32 ] [ 編集 ]

《その剣は誰が為に》 by 妖精の騎士団side

アバター:OZ-13MS ガンダムエピオン EW版
武装:ビームソード
    エピオンシールド(ヒートロッド)
    エピオンクロー×2

特殊装備:ゼロシステム

母艦:無し

MMS-1:セイレーン型MMSリペイント管制仕様『プレスト』
武装:ボレアス:自動散弾銃仕様
    OS-35 アサルトライフル・エクステンド(弾種:EXPLOD(炸裂弾))
    エウロス(加速粒子刃)
    ナギナタ・スキュラ
    ゼピュロス:ワイヤークロー仕様
    サーペント
    AIM-120D AMRAAM
    AN/ALQ-99E TJS
    GN-S02/UMBRIEL (ハイパードライブシステム)

    ビークル装備:グレイゴースト(プレステイル改)

MMS-2:戦乙女型MMS機動戦仕様『ファティマ』
装備:フリューゲルモード
武装:ジークムント
    ロッターシュテルン
    MA-M941 ヴァジュラビームサーベル ×2
    ピアッシングウィップ
    ホーンスナイパーライフル
    ヘルヴォル
    防弾クローク

    必殺技:グングニル(ゲイルスケイグル改)

MMS-3:ヴァイオリン型MMS特殊攻撃支援仕様『ラナン=シー』
武装:ボウナイフ:オートクレール
    ボウソード: ジュワユーズ
    CQCソード『THE BLACK LION』
    大包丁『赤獅子』
    エレキヴァイオリン:“デュランティ”
     光学盾/アイロンストリング×4
    エレキチェロ:“クリスチアニ”
    ワルハラ+ユグドラシル(音波増幅+270度音響障壁仕様(正面以外完全防衛))
    防弾クローク

    特殊アビリティ:祈りの謳

MMS-4:HST型MMSストラダーレ/SERT『アリアンロッド』
装備:純正武装+スパンゲンカウル
武装:アンチムーバーソード “エアロヴァジュラ”(高圧電流刃)
    大手裏剣“白詰草”(オートブーメラン仕様)
    飛苦無“蓮華草”(高圧電流刃)
    P・A・R ショットガン(弾種:閃光弾、発煙弾)
    シュラム・RvGNDランチャー・ロングバレル(弾種:接着弾、拡散電撃弾)
    OS-36 アサルトカービン・エクステンド(弾種:PAINT(ペイントボール)、MOCHI(トリモチ弾))
    シルバーストーン
    ヂェリカン(NITRO(興奮作用&ビークルの特殊燃料)、OIL(LP回復)、B.H.S.(気付け薬&嫌がらせ))
   
    ビークル装備:4輪ビークル“コロナ・ボレアリス”(パトロクロス改)


???『この世界は腐ってる。身勝手な独裁者が横暴に振舞うコロニー国家連盟共・・・腐敗し差別と弾圧を繰り返す地球連邦・・・金儲けと利権争いしかない金の亡者の企業のブタ・・・なにより許せないのは貴様ら、傭兵だ・・・

罪も無い多くの人々を戦火に巻き込み、世界中に争いを撒き散らす貴様ら、傭兵共だけは決して許せない。

俺は、いや俺たちは決めたこの世界をあるべき姿に戻すと!!』



プレスト「まあ、気持ちは分からなくもないがねぇ。確かに歪みとか悪意とかを感じずにはいられない。けど、それが全部じゃないことくらいあんたも知ってんじゃないかい?」
アリア「傭兵共だけは決して許せない、だとぉ? てめえらは理想を掴む為に暴力を行使して人を殺めてきたよな? だったらその時点で、てめえらが嫌う傭兵とてめえは同じなんだよ!!」
ファティマ「傭兵を殺し尽くしたら平和な世界が来ると思っているの? あなたが傭兵を殺してきたことで、死んでいった彼らの身内や友人を不幸に陥れてきたんでしょ!! そんな世界が理想の世界だというの!?」
ラナン「故に、わたくし達“妖精の騎士団”は義と人と、そして復讐の為に戦う。あなた達の存在が、新たな争いの火種となる前に」

 マスターのアバター機がビームソードを抜き払うと同時に、“妖精の騎士団”は一斉に戦いに向かった。


《女王の欠伸》 by 記述する乙女達side
アバター:MBF-P01-Re2 アストレイ ゴールドフレーム天ミナ
武装:75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」×2
    攻盾システム「トリケロス改」
     50mm高エネルギーレーザーライフル
     ビームサーベル
     3連装超高速運動体貫徹弾「ランサーダート」
    マガノイクタチ
    マガノシラホコ×2
    ツムハノタチ
    トツカノツルギ×2

特殊装備:ミラージュコロイド
       PS装甲(右腕・マガノシラホコのみ)

母艦:今回は運用せず

MMS-1:大鷲型MMSエアドミナンス空中多目的早期警戒管制機先進技術実証版『ノルン』
武装:AGM-154B JSOW(ハードターゲット精密攻撃SOD) ×6
    AGM-129X CACM(大型長距離巡航高速ステルス燃料気化ミサイル) ×4
    超電磁加速ライフル(光学銃剣付)
    多目的戦術ビットシステム
    全方位多目的マイクロミサイルモジュール
    全方位迎撃レーザーシステム
    イージスミサイルポッド
    AN/ALQ-XL999/MTES (AWACS専用多目的戦術電子戦システム)

UCAV:ヘリコプターUCAV『MQ-8E FireScout』(SSランク) ×4
      兵装:GPU-5/A 30m/m ガンポッド、AGM-114L Longbow Hellfire
    ・高速制空ステルスUCAV『YF-23D BlackWidow II』(SSSランク) ×3
      兵装:電磁加速砲、AIM-7M Sparrow III
    ・超高機動制空UCAV『X-53C AAW/MTD』(SSSランク) ×3
      兵装:偏光式レーザー砲、AIM-9X Sidewinder、AIM-120D AMRAAM

MMS-2:ケンタウロス型MMS特殊戦闘仕様『ブエル』
武装:イクシオン:ビーム銃剣付 ×2
    アルナイル:ビーム銃剣付
    高振動エアロヴァジュラ
    高振動ハダル&アゲナ
    電子妨害型スタングレネード
    シザーアンカー
    量子式指向性遠隔電子改竄アイカメラ

MMS-3:山猫型MMSフルバレル高精度自走砲先進技術実証版『モリガン』
武装:フェリスファング:マシンピストル仕様
    FB BSM ビームガン
    Zel 0.76mm ガトリングキャノン
    高振動ペネトレートクロー
    ハンド・パイルドライバ
    バリスティックブレイズ
    ドレッドイーター:連結モード (弾種:空中炸裂弾(KETF)、フレシェット弾)
    FB256 1.2mm滑腔砲 (弾種:近接信管榴弾(HEPF)、対空用榴散弾(type3))
    マルチプレックスシールド(量子式指向性遠隔電子改竄レドーム)
    Zel MMシールド(Zel ビームマシンガン)
    スモークディスチャージャー
    ハンドグレネード
    対爆クローク

MMS-4:天使型MMSMk.2テンペスタFAP/ACTIVE『フーリー』
装備:FAPモード
武装:アルヴォPDW11 ×2
    GEモデルLC7レーザーキャノン
    M8ライトセイバー ×2
    GEモデルLS7レーザーソード
    リリアーヌ×4
    ココレット×4
    アドラームG
    ディコ・シールド
    チャフ&フレア+散布式空中機雷
    ビークル装備:テュルビュランス(ラファール改)


 敵はトップクラスの傭兵を退けた強敵であるにも関わらず、“記述する乙女達”は退屈そうに彼らを見つめていた。
 彼女達の気丈夫で大胆とさえ思える佇まいは、彼らと対峙している間すら無駄な時間のように見えた。


???「この世界は(以下略


 赤いガンダムに乗るその人物が高らかと語っている間、彼女達は、
「MMSを連れた正体不明の勢力ですか。何者なのでしょうかねえ?」
「さあ、それは分からないわ。唯、懲らしめた後でじっくりと体に聞いてあげましょう」
「流石、なかなか刺激的でございますねえ」
 空気を読まないブエルの質問にノルンがややサディスティックな笑みを浮かべて答えた。
「悪魔型に戦闘攻撃型に……あ、フーリーと同じタイプを見っけ!」
「あれはわたしが仕留める。モリィはやや機動力に欠ける戦闘爆撃機型を狙って」
 モリガンとフーリーに至っては、敵を目の前にして今から分担を定めている始末である。
「まあ何にしてもアレね、強いだけの阿呆が何を宣告したところで淘汰されるのが落ちよ」
「少しは楽しませてくれるか?」
「ドラッケンタイプなら、フレシェットで針ねずみにして機動力を鈍らせたところを狙い撃ち、かな」
「では、僕は悪魔型の相手をさせていただきます」
 全然人の話を聞かない“記述する乙女達”の神姫達。それなりに聞いていたのはアバター機に乗るマスターだけだった。然しそのマスターも、
『あぁうん、分かったから実践データの為に敗れてくれる?』
 この調子である。彼らの理想や理念など全く興味が無かった。

「土に還してやるッ!!!」

 ともあれ、敵の赤いガンダムのパイロットの声と共に戦闘が始まった。


《ケンガク》 by ???side
 彼女達はカンサイ・アリーナの端で、“妖精の騎士団”の戦いを見ていた。
「ふふふ、今日は介入するのかのぅ?」
 嬰寧はどこか楽しそうに笑いながらディアに尋ねた。今のディアが複雑な心持である事を知っていて、一応尋ねたのだった。
 するとディアは、一言だけ返した。
「ラナが……あのみんなの戦い方を見てから、決めることにする」
 そう言うとディアは、一部が崩れている屋根に座り込んだ。
 以前、ラナン=シーに『世界を見よ』と言われたものの、それでも世界中の戦いを見てきては強制介入して、両軍を強制的に鎮圧してきた。それこそが世界から争いをなくすものだと信じてきていたからだった。
 だが、この戦いはラナン=シーがいる“妖精の騎士団”と、理想を掲げる謎の敵との戦い。ならば、ラナン=シーの戦い方を見て、今後の方針を決めるのがいいのではないか。そう思っていた。
「あなたは、少しだけ丸くなられましたね」
 ルサールカも穏やかに微笑んで、ディアの隣に座った。
 “妖精の騎士団”が、ディアに何を見せて何を教えてくれるか。ルサールカと嬰寧は期待して彼らの戦いを遠くから見つめていた。
[ 2012/07/11 23:43 ] [ 編集 ]

覚悟

(@作戦領域)
ストラーフ「おぉおおおっ!!」
キャサリン「・・・・・・」

アサルト隊の神姫たちは、各々の判断で戦闘を開始して
いた。
その内の一人、キャサリンは手に持った斬艦刀で相手の繰り出してきたフルストゥ・クレインを受け止める。

ストラーフ「ボク達の理想のために、死んでもらうよ!」
キャサリン「足りんな・・・」
ストラーフ「・・・?」
キャサリン「お前には覚悟が足りん。己の身を砕いてまでもマスターに仕えるのが神姫の務め。それを果たすだけの、不堯不屈の覚悟が足りん!!」
ストラーフ「!!」

キャサリンは、相手を押し返すと同時に斬艦刀を一閃させる。
船をも切り裂く刃は、きれいにストラーフのツインテールだけを両断する。
彼女の並はずれた剣術のなせる技だ。

キャサリン「私の言葉を否定したいのなら、私を倒してみろ!!」

(@作戦領域上空)
グリフォン「このっ、落ちろ!」
クリス「ざ~んねん、ハズレ~♪」

漆黒の獅子鷹がマウントした銃火器を目標―クリスに向けるが、それらはことごとく回避され、空振りに終わっている。
それどころか、逆に正確な射撃で先ほども手にしていたライフルを弾き飛ばされたばかりだ。

ルカ「エクセレンと同型だから期待してましたが・・・見込み違いだったようですね」
アーンヴァル「こいつら・・・強すぎる!」
ドラッケン「お前らは空中戦だからまだいいだろ・・・。アタイなんか山猫型にいいようにされてんだぞ!!」
ミリー「まだあたしは根性のすべてを出してませんよ!」
クリス「そういうこと♪。ダ・カ・ラ・・・」

そう言ってクリスは、右手に持ったスナイパーライフルをグリフォン型に向け・・・

クリス「バイバイ♪」

引き金を引いた。放たれた弾丸は正確に彼女の胸、そして頭を撃ち抜き、その命を終わらせた。

ルカ「これで一人撃墜ですね」
クリス「じゃ、まだまだイクよ~♪」
[ 2012/07/12 16:57 ] [ 編集 ]

皆さんはどんなPCの熱対策してますか?【深刻】

皆様こん○○は、黒水です。

PCが日曜からエラー吐いきまくって携帯でググる日々にようやくオサラバ出来ました……何度目だ(-_-;)
結局、不親切極まりない説明書の片隅の起動方法がダメ元で上手くいくとか!
DELLさんよぉ4日間を返してよ(T_T) まぁ……PC買い替えるとかじゃなくて良かったんですけれど
とはいえHDを買わないとヤバイみたいです。

以上、誰かに聞いてほしい泣き言は終了!

【本題】
携帯でミッションを見てました……GMが自分にネタを振ってくれたとしか思えないミッション内容
なのに参加できないとか!でも、悔しくて枕を濡らさずに済みそうです。
土曜までなら何とか書き上げます……何事もなければですが!
コメントが上がらなかったら、あの人PC買い替えんのか~と思ってニヤニヤしてください(チキショウメ)
ホントに買い替えになったらボーナス飛んじゃうんですけど~(T_T)
[ 2012/07/12 21:18 ] [ 編集 ]

カンサイ・アリーナ攻防


VF-25Sのパネルスクリーンには、ラクシュミ、シャクティ、ネクベトが"ENGAGE"状態に入った事
を示し始めた。こちらのアルケーガンダムは"ENEMY-1"だ。彼女等の相手であるMMSは"ENEMY-2"
"ENEMY-3","ENEMY-4","ENEMY-5"と識別されている。無味乾燥な表示だが、現実の戦闘ではこんな
ものだ。
きっとバトルロンドなら、パーソナルネームや二つ名が表示されるんだろうが、戦場ともなると
”味方”か”敵”だからな。IFFの判定は、敵か味方か、だ。そこには審判も観客も居ない。

VF-25Sの速度を維持しながら機首を上げ、そのままピッチアップ、反転、背面飛行、ロール戻し。
ほんの1秒以内の事だが、眼下にアルケーガンダムを捉える。全力でこちらを追っていた様だ。
アルケーガンダムはGNファングを展開して、ビームライフルを撃ち込みながら、VF-25Sの動きを
抑え込もうとする。しかし、向かって来る航空機に対して、的を絞るのは結構難しい。有効面積
が小さい上に、高速で機動する。この辺りが、MSとVFの違いだな。
パネルスクリーンの隅に、ヴァカリネーの文字が見えた。
さて、上手く連携してくれるかな?
素早くGNファングの包囲網を突破すると、ガウォークモードに切り替えて、ガンポッド二重射撃
を加える。アルケーガンダムはGNシールドで防御した。動きが一時止まった。
この時だ。アルケーガンダムの頭部に鈍い音が響いた。続いて左腕肩関節部に衝撃。
アルケーガンダムのパイロットは何が起こったのか理解できていないようだった。
部分的に動きが鈍るアルケーガンダム。
VF-25Sはその機動力を落とす事無く、アルケーガンダムの背後に回り、疑似GNドライブを集中的
に攻撃した。
推力を落とし、次第に落下して行くアルケーガンダム。ガンポッドで、両手両足を吹き飛ばし、
ダルマ状態にして地上に落下させた。遅れて制御不能になったGNファングも連れ立って落下した。
パネルスクリーンから"ENEMY-1"の文字が消えた。

ヴァカリネー「やったね、マスター!」

よくやった、ヴァカリネー。良い狙撃だった。

ヴァカリネー「ところでマスター。私、パラシュート付けてないんだ♡
       拾ってくれると有り難いんだけれどぉぉぉぉっ!!! (((°Д°;;)))」

上空に、真っ逆さまに自由落下するライフルを抱えた間抜けなストラーフMk2のシルエットが
見えた。部分的に朝日が反射している。

?! 早く言え! そのまま、C-17改から飛び降りたのか! 
これじゃ、某傭兵部隊のお笑い担当の二の舞だぞ!

・・・かろうじて、ヴァカリネーの地上激突は避けられた。


一方、VF-25Sとアルケーガンダムが空中で格闘戦を展開していた時、三機の航空MMS部隊は
早くも、敵航空MMS部隊と格闘戦に突入していた。

ラクシュミ「悪役、参上!!」

ラクシュミが"ENEMY-4"と表示されたメッサー・グリフォンに、アルヴォを連射しながら突入
して行った。SSランクらしく軽く躱して行くメッサー・グリフォン。が、これが罠だった。
ラクシュミの攻撃にまぎれて背後に回り込んだシャクティが、ココレット/リリアーヌで
背中のハンガーに集中攻撃、ネクベトが援護に入ろうとした"ENEMY-5"シェル・ドラッケンを
牽制した。
武装が集中するハンガーを破壊されては、飛ぶ事もままならない。メッサー・グリフォンは
重力に逆らう事は出来なかった。ラクシュミがこのまま放っては置かなかった。レーザー
ソードで、両手両足を切り落とし、ダルマ状態にして、蹴り落とした。
IFFから"ENEMY-4"が消えた。
ハンガーから外れた武装はシャクティが拾い上げ、次の標的"ENEMY-3"アーンヴァルMK2
/フルアームズに投げつけた。レーザーキャノンの砲撃で”返答”するアーンヴァルMk2。
しかし、それで生じた爆煙が、視界を遮る事になった。
いつの間にか、ラクシュミが背後に回り込んでいた。

ラクシュミ「よぉ」

ドスの効いた低い声で耳元に囁いた。驚愕するメッサー・グリフォン。反射的にラクシュミから
離れた。
しかし、これも罠だった。シャクティがその先に待ち構えており、レーザーソードで翼の
一枚を切り落とした。推力の制御が出来なくなったアーンヴァルMk2に追い打ちをかける
シャクティ。レーザーキャノンで立て続けに、両手両足を吹き飛ばした。
絶叫とともに落下して行くアーンヴァルMk2。
IFFから"ENEMY-3"が消えた。

ラクシュミ「やるじゃんか、シャクティ。」
シャクティ「貴方程、下品じゃありませんから!
      しかも、なんですか、”悪役、登場!”ってのは!」
ラクシュミ「しょうがないじゃん。わたしら”悪役”なんだからさ。」
シャクティ「もう、知りません!」

立て続けに、メッサー・グリフォンとアーンヴァルMk2の撃破を目撃したシェル・ドラッケン。
しつこく、まとわりつく鷲型MMS/ネクベト。重装備の自機に対して軽装のネクベト。
まるで薄っぺらい紙切れを撃っているようなそんな感覚に捕われる。
それもそのはず。ネクベトからはECMが発せられており、シェル・ドラッケンの各センサが
狂わされているのだ。僚機の相次ぐ撃破を目の前にして、動揺していたために気が付くのが
遅れたのだ。そして、気が付いた時には、周囲を三機のMMSに囲まれていた。

ネクベト「言っておくけど、降参は無しだよ。勝つか負けるかだからね。」

SSクラスの意地にかけて、ここで引く訳には行かない。せめてこの鷲型だけでも討ち果たす。
シェル・ドラッケンは、勢いを付けてネクベトに突っ込もうとした。
・・・しかし、それは果たす事は出来なかった。ラクシュミ、シャクティの武装ユニット直撃
弾がその勢いを与えてはくれなかったのだ。
ネクベトは、両手に構えた二丁のガンポッドで、シェル・ドラッケンの両手の武器を腕ごと
吹き飛ばした。
シェル・ドラッケンは、憎悪の言葉を残し、地上に落下して行った。
IFFから"ENEMY-5"が消えた。

ラクシュミ「あと一機だぜ。誰がやる?」
シャクティ「というよりも、何処にバックれてるの?」
ネクベト「あー、確かストラーフ初期型は飛べないんだったね。」
ラクシュミ「じゃあ、最初に見つけたものに優先交戦権、ということで!」
シャクティ「解った。」
ネクベト「乗った!」


地上から、僚機が次々と撃墜されて行くのを目の当たりにしたストラーフ。
上空では、VFが1機とMMS3機、輸送機1機が周回している。自分を探しているのが容易に
理解できた。
事を起こしてしまった事への後悔と、SSクラスとしての誇りとが葛藤を始めていた。
・・・ここは直接対峙しても勝ち目は無い。ならば、この廃棄された関空のターミナルを
利用すべきではないか。では、どうやって利用する。電脳をフル回転させて作戦を構築する。
が、それは中断を余儀なくされた。

???「みっけー!」

同時に、建物外部からの砲撃で、ストラーフが潜もうとしていたフロアは、爆煙と埃で視界
を遮られた。先ほどの攻撃で、センサ類が一部麻痺状態だったが、記憶を頼りに移動を開始
したストラーフ。留まればヤラれるのだ。
ふと目の前に現れた巨体。煙と埃ではっきりと視認できなかったが、おそらくストラーフMk2。
私の相手は、やはりストラーフ型か。ならば!
闘争心をたぎらせて、副腕によるクロー攻撃をかけるストラーフ。パワーによる格闘戦が始
まった。これこそが、ストラーフラしいやり方!
しかし、視界が開けて来ると失望に変わった。なんと、相手にしていたのは支援機/キュプ
ロクス。本体は無し。
そして、一発の銃声。それがストラーフ最後の記憶だった。

最後の"ENEMY-2"は、ヴァカリネーが狙撃で仕留めた。”先輩”相手に互角に戦った”相棒”
を褒めながら、一方では、飛び組の不平不満を一手に引き受ける事となった。


ユキ「時間です、皆さん。お疲れさまです。
   カンサイアリーナの滑走路をつかって、C-17改を着陸させます。」

C-17改が、轟音を立てて滑走路を滑り降りて来る。多少の不整地でも着陸できる機体だ。
この着陸シーンは結構豪快だな。

一番でかい荷物であるVF-25Sをカーゴに押し込めると、全員搭乗し、C-17改は再度大空へと
戻って行った。最終的な目的地は奄美大島だ。今は暑いらしいぞ。


ミッション、終了。
[ 2012/07/12 23:56 ] [ 編集 ]

《騎士として》 by 妖精の騎士団side
 “妖精の騎士団”の全員はそれぞれが、所属不明のMSとMMS達を相手にしていた。
 状況はまだ中途だが、速やかに決着が付きそうな神姫は既にいた。

 それは、戦闘が始まって数秒で起きた出来事である。
「武器を捨てて大人しくして」
 ラナン=シーは戦闘爆撃型の神姫の背後に回って、首に『THE BLACK LION』の鋭利な刃を突きつけていた。
 この戦闘爆撃型には何が起きたのか理解できなかっただろう。空を飛ぶヴァイオリン型の神姫が目の前に現れたから排除しようと思った瞬間にこうなってしまっていたのだ。
 何かの魔法を使ったか唯単純に尋常ではない速度で移動したかのどちらかではあるが、一つだけ言えるのは、この状況で抵抗は全くの無意味であるという事実だった。名の知らぬこの戦闘爆撃型は已む無く、全ての武装を廃棄して降参を示した。

 下のアリーナでは、ハイトルクエンジンの馬の嘶きに似た音と、タイヤがこすれて甲高い悲鳴を上げるような音が響ていた。
 目にも留まらぬスピードとキレのあるターニングを両立した四輪ビークルを荒馬のように乗りこなすアリアンロッドは、その独自の高い機動力で悪魔型神姫を追い詰めていた。時折ブレーキと同時に横滑りにスライドをかけてぶつかりに行くように見せかけるなどフェイントをこなしつつ、ショットガンに装填された閃光弾を発射して目を眩ませつつ、ライフルのモチ弾を連射していた。
「おらおら、幾らパワーがあってもそのトリモチを引き剥がすのは難しいぜ!」
 悪魔型なら避ける方より防ぐ方を重視するに違いないとアリアンロッドは読んでいた。目論見通り、この悪魔型はライフルからの射撃を副腕で防いだ。その結果、この悪魔型は粘着力があるトリモチ弾が絡まって動きを大きく阻害されていた。しかも、アリアンロッドはビークルの機動力を活かして撹乱しているのだ。次の対応を行おうとするたびにトリモチが益々絡まって動きが阻害される。
 そしてまた何か弾丸が飛んできたが、トリモチに苦戦している悪魔型に避ける術は無く命中した。すると、悪魔型の全身が著しくスパークしてびくびくと痙攣しながら気絶した。
「おっし、被疑者確保だな」

 次に決着が付いたのはマスターが乗るガンダムエピオンだった。
『金に汚い傭兵如きが!』
 アルケーガンダムがGNバスターソードを振り下ろしながらGNファングを組み合わせた連携でエピオンを追い詰めていくが、エピオンは高出力のビームソードでGNバスターソードを受け止めつつ、更にヒートロッドでGNファングを全て薙ぎ払った。
『何だと!?』
「そのようなものに頼って戦えば、これまで倒してきた相手の全てを背負えなくなる」
『はっ! 傭兵如きの過去なんて背負っている暇などない!』
 アルケーは何度もバスターソードを打ち付け、エピオンに攻撃のチャンスを与えようとしない。だが、それでもエピオンは巧みに攻撃を捌いていた。
「いいや、世界を変えるつもりなら背負うんだ! 未来を決める人間は、去っていった人間から過ちを学ぶ!」
『小賢しい!』
 その瞬間、アルケーの右足の回し蹴りと同時にそのつま先からGNビームサーベルが伸び、エピオンに襲い掛かった。だが、エピオンは素早く退くと同時にヒートロッドを振るい、アルケーの右足を斬り落とした。
『何っ!?』
 右足を切り落とされ動揺した一瞬の隙を狙って、エピオンのビームソードはアルケーの胸部を真一文字に切り裂いた。ここで、信念のガンダムが変革を望んだガンダムを討ったのだった。
 アルケーの擬似太陽炉が爆発すると同時にアルケーのパイロットはコアファイターで脱出して戦線を離脱したが、エピオンは追わなかった。ゼロシステムが追撃の命令を脳に直接送り込んでくるが、マスターは歯を食いしばって堪えた。
 敗者を更に打ちのめしたところで何の意味があるのか。否、それこそ弱き者の所業である。
「げほっ、げほっ、全身と頭が痛い……もう少し大人しい機体でくれば良かったかな」

 アルケーガンダムの撃破は他の神姫達にも伝わっていた。 
「おっと、あんたらの隊長は戦線離脱したみたいだねぇ。あんたはどうするのさ?」
 プレストは天使型Mk.2の神姫と鍔迫り合いしながら訊ねた。天使型の目に一瞬動揺の色が浮かんだが、すぐに明確な殺意を込めてプレストを睨んできた。
「まあ、それでいいさ。あんたの気が済むまで付き合ってやるよ!」
 プレストは脚部のバーニアを噴かして距離を取り、牽制に自動散弾銃として改造されたボレアスを撃った。対する天子型もLC7レーザーキャノンを放って追撃してきた。速度の差はほぼ同一だろうか。後退するプレストに天使型は追いつけなかった。然し永遠に追いかけっこをする暇も無い為、プレストは背中を地面に向けながら急降下した。天使型はやはりそれに追従する。

 5000ft、4500ft、4000ft、3500ft、3000ft……。

 地面がどんどんと迫ってきている。それと同時に加速度も増していき、地面が間近に迫ってきている。だがもう少し、もう少しだけ時間が欲しかった。

 2500ft、2000ft、1500ft、1000ft……。

 追撃してきている天使型の顔に焦りが見えてきた。このまま墜落してしまいかねない勢いだった。だがプレストはもう少しばかり、地面に激突しかねないチキンレースをしながら、天使型を捕捉していた。

 500ft、450ft、400ft、350ft、300ft、300ft、250ft、200ft、150ft……。

 これ以上付き合うと自分も重力加速と共に地面に激突しかねない、天使型はそう思い一旦高度を上げなおすことに決めた。だが、それこそがプレストが狙っていたタイミングだった。
 急降下の加速の勢いを用いて急上昇していく天使型に、プレストはAMRAAMミサイルを発射した。天使型はミサイルの反応を探知したが、無理な急上昇によって姿勢のバランスが崩れて思ったように回避することが出来ない。
 そして、プレストが放ったミサイルは天使型のリアユニットに命中し、天使型は崩れるようにゆっくりと地面に落下した。
「やばいやばい、落ちる落ちる!!」
 プレストはそれを確認すると同時に、リアユニットや脚部などをパージし、一瞬でプレステイル改“グレイゴースト”に変形させるとそれを足場にして跳躍した。そして、自重が軽くなった“グレイゴースト”は即座に急上昇し、高く跳躍したプレストを着地させ受け止めた。
「やれやれ、こんな風に変形するのは久しぶりかねぇ。秘密兵器も使わずに済んだし……まぁいい、こっちももう終わりさね」
 プレストは“グレイゴースト”に乗りながら、天使型の落下地点へ急行した。

 そして最後に、ファティマの方でも決着が付こうとしていた。
「たぁ!」
『!!』
 ファティマは、戦闘攻撃機型の最後の武装を剣で弾き飛ばした。ファティマは、徹底的に相手を攻撃せず、敵の武装を破壊することにのみ専念していた。その結果、武装の塊である戦闘攻撃機型の神姫は丸裸も同然だった。無論、それだけに集中した見返りに、ファティマの装甲に無数の傷が付きダメージも受けていた。
「あなたにはもう戦う術は無いわ。大人しく降参して!」
 ファティマはロッターシュテルンの剣先を突きつけながら投降を呼びかけたが、戦闘攻撃機型は即座にバーニアを前方に噴かして瞬時に後退すると、即座に反転して逃亡したのだ。
「あ、こらっ! 待ちなさい!!」
 ファティマは慌ててホーンスナイパーライフルを連射するが、武装が無くなって動きが軽くなった戦闘攻撃機型に当てることが出来なかった。ファティマはやむを得ず、副腕に持たせていたジークムントの柄にヘルヴォルを装着した。
「この一撃で、真実を見届ける!」
 そして、神槍の投擲の為に、副腕ごと全身を大きく捻った。こうしていく内に神槍に眩いばかりの赤い光が集まっていく。そして、十分だと思った瞬間にファティマは神槍を戦闘攻撃機型目掛けて投擲した。
 戦闘攻撃機型が十分に距離を取ったと思っていた。それが油断となって、超高速で接近する槍を回避することは出来なかった。そして、左翼をごっそりと奪うように吹き飛ばすと、戦闘攻撃機型は姿勢を崩して墜落していった。
 そしてファティマは、凄まじいスピードで戻ってくる神槍をキャッチすると、俯きながら呟いた。
「はぁ、追い詰めた相手にこんな大技を使うなんて……まだまだ未熟だなぁ」

 こうして、“妖精の騎士団”の戦いは終わった。
 首謀者と思わしきアルケーガンダムのパイロットには逃げられたものの、彼が連れていた神姫は全員が辛うじて無事であり、彼女達を引き渡せば傭兵機構である“リング”を納得させることが出来るだろう。
 今回は所属不明の勢力が相手と言うこともあり、死なせず戦う事を最優先とさせた為、消耗はそれなりにあったもののまずまずの戦果であったかもしれない。
「でもやっぱ、首謀者に逃げられたのはちょっと痛かったんじゃないかねぇ」
 プレストのツッコミがマスターの胸にぐさりと突き刺さったが、それでも逃がしたことに何の意義も無かったとは思いたくなかった。
「ともあれ、神姫達の確保には成功。彼女達には更生する余地がある」
 ラナン=シーが身柄を確保した4体の神姫を連れてきながら言った。
「そうそう、罪を憎んで人を憎まずとも言うしな」
 戦いの後のヂェリカンを呷りながらアリアンロッドが気楽に言った。可能であれば戦いを通じて人を生かすのが騎士団の務め。それは勿論、敵も例外ではない。
「はぁぁぁ~……さて、帰ろうか?」
 少し疲れたような溜め息を吐きながら最後にファティマが言うと、皆は素直に同意した。

                                             ―完―

《まあまあの勝利》 by 記述する乙女達side
 戦いは終わった。半ば廃墟になりかかっているカンサイ・アリーナに、一機と四体の神姫が佇んでいた。
 どのような結末を迎えたかは訊ねるまでも無い。ランサーダートが突き刺さったアルケーガンダムの残骸や無残に砕けた敵神姫の細切れのパーツがあちこちに散らばっていた。それが答えだった。そしてアリーナの中央には、推進部を破壊されたコアファイターが墜落していた。
「眠い戦いだったわね」
 ノルンの呟きにモリガンも賛同する。
「世界を正す、なんて偉そうな事を言ってた割には、もうちょっと骨が無かったねぇ」
 軽く背伸びをしながら言うモリガンの体にはどこにも傷が付いていなかった。モリガンだけでなく、ノルンとブエルとフーリーとそしてアバター機にも、である。
「それでもまぁ~前のソシエテ諸島の戦いよりはぁ~ちょっとはぁ楽しめたよぉ~」
「あの時の戦いでは、基本的に敵は数ばかりでしたからね。何となくですが分かりますよ」
 少し満足そうに喜んでいるフーリーにブエルが同意した。ソシエテ諸島での戦いと今回とでは戦いの質が根本的に異なり、少数精鋭と戦えたことにフーリーは喜んでいるのだろう。
 すると、ゴールドフレーム天に乗るマスターから通信が入った。
『そんなことよりも、コイツを引き渡すぞ』
 マスターが指を指した先には、破損したコアファイターから脱出して走って逃げようとしているアルケーのパイロットがいた。ゴールドフレーム天は一瞬で追いつき、トツカノツルギの切っ先をアルケーのパイロットに向けると、彼はへたりこんで崩れ落ちた。
『さて、と? 洗いざらい吐けば楽になるかもしれないな。まあもとより、拒否権なんて無いがな』

                                             ―完―

《コロサズ》 by ???side
「相手を殺めることなく決着をつけましたね」
 “妖精の騎士団”の戦いぶりを見ていたルサールカが言った。彼女はこれが彼らの戦い方なのだと納得して頷いていた。
「少々つたないところもあるようじゃが、筋は悪くないようじゃな。ふふっ、あやつは相変わらず不殺を貫くか。それも立派なことじゃ」
 嬰寧は、特定の誰かの戦い方を見て微笑していた。
 そしてディアは、何となく感心したように嘆息していた。
「あんな風に戦うことも出来るんだ」
 これまでディアは、喧嘩両成敗としてどちらの兵器も全て破壊しつくしてきた。だが、今回の“妖精の騎士団”は可能な限り命を奪わないように戦っていた。命を奪わないという戦いにきっと意味があるはずだ。
 ルサールカと嬰寧はその辺りを気にして、ディアが心変わりしてくれる事を願っていた。彼らの今の戦いから、見習うべき点が必ずあると信じて。
[ 2012/07/14 12:22 ] [ 編集 ]

コメント返し

>イベントムービー

強力な傭兵の攻撃にあって、所属不明のMMSは全機、沈黙。

真紅のMS、GNW-20000 アルケーガンダム は猛攻を受け、機体各所からバチバチと火花を散らす。



???「ぐっ・・・お、俺は、俺たちは絶対にこんな世界を・・・この煉獄の世界なんか絶対に、絶対に認めないぞ・・・これで終わりだと思うなよ、狗共が・・・これで終わりではない、これは始まり何だっ!!」


アルケーガンダムの体からまばゆい閃光が走り大爆発を起こす。
アルケーガンダムに随伴していた各MMSも主の自爆を見届けるかのように次々自爆していく。


エリカ「・・・敵正体不明勢力、完全に沈黙・・・作戦終了です。終わりではない・・・これは始まり?どういう意味でしょうか?・・・でも、よかった・・・貴方が生きていてくれて・・・煉獄でも天国地獄でもなんでもない、私は貴方が生きていてくれて、素直にうれしい・・・彼の言ったことは気にしないで・・・人は誰かに干渉していかなかければいけない生き物だと私は思ってる、たとえ狗だと罵られてもそれでも私たちは生きていけなければいけない・・・たとえ煉獄のこの世界でも」


ミッション終了

「purgatorium」 終わり

>皆様、お疲れさまでした。

地球一周の戦いのたび、「煉獄」の章はひとまず終わりです。
極東→東南アジア→中東→欧州→アフリカ→中米→太平洋→日本とぐるっと一周してきました。
さまざまな勢力と交戦、敵とのバトルでしたが、どの敵にもそれぞれの事情があり、戦いが起きました。
明確な共通の敵、味方なんてこの世界には存在しない、結局は利害関係でしか動いていません。
人種、民族、経済格差、宗教、国家等、過去の歴史問題も含めたものが様々に混じりあって混沌を生み出し形勢されています。

次章もMMS零お楽しみに!








[ 2012/07/15 00:43 ] [ 編集 ]

結局遅刻ですよ

極東、東の果てに位置する日本局のカンサイ・アリーナ。
静かな朝の始まりに、たたずむ紅のMS……
極東、東の果てに位置する日本局のカンサイ・アリーナ。
静かな朝の始まりに、たたずむ紅のMS……
???「この世界は腐ってる。身勝手な独裁者が横暴に振舞うコロニー国家連盟共……
腐敗し差別と弾圧を繰り返す地球連邦……金儲けと利権争いしかない金の亡者の企業のブタ……なにより許せないのは貴様ら、傭兵だ……罪も無い多くの人々を戦火に巻き込み、世界中に争いを撒き散らす貴様ら、傭兵共だけは決して許せない。俺は、いや俺たちは決めたこの世界をあるべき姿に戻すと!!」
悪魔型MMS「……」
戦闘攻撃機型MMS「……」
天使型MMS「……」
戦闘爆撃機型MMS「……」
???「土に還してやるッ!!!」
有無を言わずに一斉に遅いかかる所属不明のMS。


???『パチパチパチ』
その時、アルケーガンダムのパイロットたち全員の通信回線に拍手が聞こえた。
黒水『ご高説拝聴したよ……言いたいことはそれだけか?偽物クン』
カンサイ・アリーナ、元空港だった滑走路の方角から赤い軌跡を曳いて『GNW-20000アルケーガンダム』が4体の武装神姫を伴って飛来する。


やがて上空に到達すると睥睨するように見下ろす。
黒水「お前さん達が彼方此方で傭兵を襲うのは構わんよ、傭兵やってりゃ逆恨みで襲われるなんざよくある話だし……皆、覚悟も出来てるだろうからな。ただ俺の名を騙るのはやり過ぎたな……はしゃぎ過ぎだぞ小僧」
???「来たなPMC『team KUROMIZU』!」


【戦力紹介】
■アバター GNW-20000アルケーガンダム

■MMS-01 天使型MMS剣豪型『ブラン』ランク:S 通り名『ホホジロ』
天使Ⅰ型に天使型mk.2+ストラーフ系パーツで構成されたカスタム神姫。
バトルロンド初期からのベテラン神姫らしく近、中、遠のいかなる距離でも戦える射撃能力に加えて最大の脅威はストラーフ系チーグルユニットの副腕から繰り出される豪剣。

■MMS-02 天使型MMS近接航空支援型『ルディー』ランク:AAA 通り名『大砲鳥』
A-10サンダーボルトⅡをモデルに天使Ⅰ型トランシェ2に追加装甲とゼルノグラードなどの武器で構成されたカスタム神姫。

■MMS-03 スプーン型MMS強襲メイドカスタム『メリー』
背面にカタリナ社のドラッケンシリーズの亜種であるクレスト強襲型ユニットを装備。

■MMS-04 テンタクルス型MMS高機動型マリーセレス『リリアナ』
武装 天使型MkⅡテンペスタ「アルヴォPDW11」×2
悪魔型「フルストゥ・クレイン(小)」×2 ※スカートに隠した隠し武器
パンファーファウスト型武器「ハフ・グーファ」×2
外見の特徴としては天使型MkⅡのペガサスユニットを背負っている。


ブラン「なんだ?あいつら……変な感じがするな」
滑走路上に佇んだまま微動だにせず一言も発しない4体のMMSに違和感を感じたのか、ブランが呟いた。
ルディー「あの戦闘爆撃機型って有名ランカーじゃない?」
メリー「外見はそっくりですが、大方ファンが組んだレプリカではないでしょうか?」
爆撃機型MMSは姿形が有名なランカーMMSに酷似していたが、噂に聞くエキセントリックな性格とはほど遠い感じがしたせいなのか、目の前のドラッケンシリーズとは親戚筋に当たるはずのメリーは偽物と断じた。
リリアナ「……そんなの、どうでもいいよォ~壊しちゃうんだからぁ~」
そんな3人の声を後ろで聞いていたリリアナは興味なさそうに言った。


???「貴様らはBlackwaterのしっぽだ!くそったれの戦争キョウ共め!思い知れ!」
男が叫ぶと同時に傍に控えていた4体のMMSが行動を起こした。悪魔型を残して3体のMMSが飛び上がると同時にアルケーガンダムがビームライフルを放った。
黒水「ふん!わざわざ引用したんだよ!傭兵なんて必要悪だからなっ!恥ずかしいこと言わせんなよ」
アルケーの放ったビームライフルを黒水はなんなくバスタードソードで切り裂いてみせた。
空中で2機のアルケーガンダムが交錯する!両者の違いは『team KUROMIZU』のロゴが左肩にあるかどうかだけ、目まぐるしく位置を変えれば、IFFだよりの識別も危険なほどに。
黒水「こいつの相手は俺がやる!誤射が怖いから構うなよ、お前たちも1人1サツしっかり働け」
???「なめるなっ!行けよぉっ!ファングっ!」
シュバァァ!両腰のバインダーから無線誘導兵器ファングが放たれる!
黒水「いいぞ!楽しませろ!」
普段の神姫ショップの店長とは違う黒い笑みを浮かべて黒水も吠えた!


【格納庫周辺】
バリバリバリッ!滑走路のコンクリートが砕かれ延々と弾痕が穿たれる。
ルディーは大型ガトリングガンを斉射しながら、悪魔型を追っていた。
朽ちかけた旅客機用のハンガーに飛び込む悪魔型、その行動や表情に迷いや恐れはなくどこまでも機械的だった。優位に立っているはずのルディーは、相手の心が読めないことに恐怖した。
悪魔型「……」
ルディー「……だんまりですか」
ハンガー上空をパスする時も悪魔型のガラスのような瞳はなにも映していなかった。
一気に止めを刺すべく急上昇急降下!抱えた大型爆弾がハンガーに吸い込まれて爆発した。
開放部からハンガー内の機材が炎とともに吹き飛ばされ辺りに散乱し、鉄骨の骨組みを残して崩壊したハンガーは濛々と上がる煙と炎に霞む。
センサーの感度が熱と爆発で一時的に落ちたためルディーは相手の生死を確かめようと降下した、その瞬間。
シュッ!
煙の中から飛んできたナイフがルディーの翼に突き刺さった、ナイフは対地ミサイルを貫いていた。そのミサイルが爆発するよりも一瞬早く切り離し身を捻ることで爆風を翼の影で受けることが出来たが、ルディーは低くない高度から地面にたたきつけられた。
倒れ伏すルディーの視界の隅に、炎の中から現れた悪魔型が写った。
ルディー「マ……ズ……イ」


【滑走路上空】
その頃、天使型mk2FAPとブランの戦いは、銃撃戦から剣による決着へと移行していた。
天使型「……」
ブラン「気持ちワルイ奴!」
大型レーザーソードの一撃を大段平で受け流し打ち返す!躱された。
数合の打ち合いで自分と相手の技量はほぼ同じと感じていたブランは均衡を打ち破る打開策を探す。そんなブランの考えを見透かすように、相手は温存していたリリアーヌとココレットを放った!
ブラン「ええいっ!相手の方が早かったっ!」
リリアーヌを剣で弾き飛ばし、ココレットの弾幕から逃げおおせるとロックオンアラートが鳴り響く!
距離をとった相手を見つけたときLC7レーザーキャノンの砲口が青く輝いた!身を捻って光の奔流をギリギリのところで躱す。
それでも背面に回していたレーザーキャノンなど射撃武器が半ば溶け落ちた。損傷したのが武器だけであったことは不幸中の幸いか武器を廃棄して敵に向かって行く!剣のみとなった以上、距離を取られるのは危険だ。
ブラン「結局、最後は頼りになるのはコイツだけね!」
相手は再びリリアーヌとココレットを飛ばしてきた。
ブラン「何度も同じ手は喰わない!」
真っ直ぐココレットの弾幕に飛び込むと、突き刺そうとするリリアーヌを剣で切り捨て副腕で叩き落とした!両手のマシンガンとレーザーガンでココレット撃ち落とすと速度を緩めずに天使型の懐に飛び込む!
今まさに発射されようとするレーザキャノンの砲口に大段平を突っ込んだ!大爆発とともに天使型は左側の翼をもぎ取られ左半身に大きな傷を負ったうえに爆発で吹き飛ばされ地に墜ちた。
当然、ブラン自身も右副腕が肘から失われ、砕かれた天使型の破片が体に突き刺さったショックで一時的に気を失い天使型の後を追うように地に墜ちていった。


【旅客ターミナルビル】
ドラッケン型と交戦するメリーは、ジャミング装置と強化ブースターの恩恵で相手の死角を突きながら建物を使って優位に立ちまわっていた。
とはいえ隙を見せればミサイル、マシンガンに加えて強力なレーザーブレードが飛んでくる。
メリー「フフフ、なかなか強力なMMSですね、ですが!」
カーオンッ!
WH04HL-KRSW通称カラサワがドラッケン自慢の重装甲を焼き砕いた。
強力無比なレザーライフルではあるが弾数が少ないことが弱点のこの武器をメリーは的確に当ててゆく、じっくり焦らず正確に。
それでもドラッケン型は表情一つ変えずに立ち回り続ける、ジャミングでレーダーが阻害され死角から撃たれ続けているというのに……。
メリー「やせ我慢?それともSSランカーとはこうまで己を殺せるというのかしら」
カーオンッ!
命中……いや、何かオカシイ……SSランカーがこうまで私の戦術に嵌まってくれるものかしら?メリーは圧倒的優位に立ちながらも、そんな疑問が頭にもたげはじめていた。


【滑走路上】
リリアナ「いくよ~!」
グリフォン型と戦うリリアナは戯れるように相手を追い詰めていた。
全距離対応型のMMSの相手に纏わりついて離れない……なんともイヤラシイ戦法、いや元々リリアナはそのように組み上げられ育てられている。アルヴォPDW11をレーザーマシンガンとレーザーソードと使い分けて相手を翻弄し愚弄し疲弊させ削り潰す。
強力な武器で相手を倒すことよりも……ジワジワと猫が鼠を弄ぶようにコロすことが大切だとリリアナは教育されている。
そうこうしているうちにグリフォン型の武装が剥ぎ取られてゆく、手にしたライフルは斬り飛ばされ、装甲や武装だけを破壊して神姫自身は傷つけない。
グリフォン型「……」
リリアナ「ね~ね~泣いちゃいなよ~♪恐怖に引き攣った顔や泣き声を聞かせてよ……」
無言、顔色一つ変えない相手にリリアナは頬を膨らませると不機嫌そうに謂った。
リリアナ「コノ玩具ツマラナイカラ……モウ壊シチャッテ良イヨネ?」
予備の武器を取り出して猛烈な勢いで撃ち返してくるグリフォン型に宙を泳ぐようにスルリと這い寄ったリリアナは、触手に隠したナイフでグリフォン型の首を斬り落とした。
ブシューッ!と切り口から真っ赤な鮮血のようなオイルが間欠泉のように吹き出し朝日に照らされキラキラと光る。ウロンな目をしていたリリアナはそれを見上げて表情を輝かせた。
リリアナ「わ~すっごくキレイ!」


【スカイビュー周辺】
黒水「……よう、1体シんだぞ」
幾条のビームが黒水の1秒前居た位置を貫いた、ビームライフルとファングによる囲んでの全方位射撃が相手のスタイルのようだ。バスタードソードとファングによる格闘攻撃主体の自分とは正反対だ。
???「ふんっ!それがどうした!理想の実現のために俺たちはシなど恐れんっ!」
黒水「どうせあいつ等は替えの効く駒だからかな?クソ野郎っ!」
???「!!」
黒水「おい!気付いてないとでも思ったか?お祭り野郎!あのMMSはお前の神姫じゃない!全て盗難届が出された盗品だろうがっ!」
黒水の言葉に動きの一瞬鈍ったアルケーを黒水は蹴り飛ばした。


【格納庫周辺】
ハンガーから姿を現した悪魔型はどうやったのか掠り傷程度しか負ってないらしい。
確かな足取りで、右手に大ぶりのナイフを握って倒れて動けないルディーに近づいてくる
ルディー「サレンダーは……ないですよねー……」
悪魔型がナイフを振り上げ……その副腕が消えた、いや斬り飛ばされ宙を舞っいゴツンと地面に落ち次の瞬間には悪魔型は達磨にされて地に転がっていた。
ルディー「???」
リリアナ「ばぁっ!ビックリした~♪1人コロしちゃったから1人捕獲したからマスターも怒らないよね~エヘヘ」
ポカンとするルディーを起こしながらリリアナは屈託のない笑顔でそう言った。


黒水「みんな……遅くなって悪いが今連絡がきた、暴走中のMMS4体……1体は無理か。こいつらは皆、世界各地で起きている神姫狩りの被害者だ保護対象だから拘束しろ」
ブラン「……どういうことだ?というか様子が変だったのはそのせい?」
黒水「そういうこと、正確には軍用に開発された悪魔の義体調教プログラム『Burattinaios』をMMSに転用して誘拐した神姫をお安く質の高い兵士に育成してたって訳だ心はシぬけどな!」
メリー「なるほど、ランクに見合わない実力の無さは所詮与えられた戦闘経験値というわけですねSS級の経験値も使い熟せなければ意味がありません」
メリーの通信からカーオンッ!ガゴォーンッ!という鈍い音が響く。
黒水「???」
メリー「相手が脚部破損で転倒してビルに突っ込んだ音です……これから武装解除と拘束に向かいます……あと義体にBurattinaiosでイタリア、ガンスリですかネタ元?」
黒水「メメタァ!了解した」
メリーは普段マスターのメイド兼護衛として活動してるので修羅場であろうと常にクールである。
リリアナ「マスター!1人捕まえたから怒らないよね?ルディーも助けたよ」
ルディー「お役にたてず、すみません……」


【滑走路上】
ボロボロの天使型mk2とブランが対峙する。
どちらともなく地を駆けるように低空で加速する!天使型mk2のレーザーソードが襲い掛かる大段平を失い右副腕の無いブランは左副腕を犠牲にして刃を食い止める!
相手はレーザーソードを抜くのではなく突き込んだ!左副腕を貫通した光刃が右肩を焼切ろうとする。
ブランは苦痛に耐えながら両手の銃を相手に向けた。
銃声が滑走路上に響き渡った。


黒水「捕縛MS1、捕縛MMS3、機能停止MMS1……か」
駆けつけたリング本部付警備隊、大阪府警に捕縛した容疑者を引き渡した。
ブラン「あいつ何者なんですかね?」
黒水「……」
ブラン「……マスター?」
黒水「アレは我々が生み出したものの1つだよ、かつてどこかの勢力からドロップアウトした連中の家族の1人だろうな」
ブラン「どういうことです?」
黒水「お前、この世界のテロ屋や武装勢力が狩り尽くされない理由を知ってるか?」
ブラン「は?」
黒水「世界の敵をこの世界が生み出すからだよ、こないだのソシエテ諸島の事件でも秘密裏に島民の保護作戦が実施され『team KUROMIZU』からも別チームが参加してた。そして保護した島民に対してウチは軍事キャンプへの入隊紹介を行った」
ブラン「へ?軍事キャンプ?」
黒水「ソシエテ解放戦線を立ち上げるお手伝いをちょっとね、わかったか?」
ブラン「……テロリスト育成のための軍事キャンプ……衛星監視対象、要空爆殲滅対象では!」
黒水「それはテロ屋が作ったキャンプに対して、だ。カタリナ社や各反カタリナ陣営が運営するキャンプは対象外なんだよ」
ブラン「じゃあ……あの男はかつて『team KUROMIZU』が育て上げた……テロ……」
黒水「そうかも知れないし、そうじゃないかもしれない」
話は終わりとばかりに、黒水は話を続けず迎えの輸送機に歩き出した。





『team KUROMIZU』は各陣営に育成した優秀な人材(テロ屋)を提供しています使い方はあなた次第で無限に広がります。
ACの初期作品でもありましたよね、敵対陣営攻撃用の団体を秘密裏に支援してる設定。
神姫狩りは自動車盗難からかなテロ屋とか使いそうだなと、洗脳or戦闘プログラムは義体の条件付けからMMSならもっと簡単だろうってことで、軍用からハッカーお手製までと種類があるとか妄想してみた。軍人育てるより起動した神姫にそれまでの経験値植えつけて訓練した方が促成で安上がり?とか。
[ 2012/07/15 01:32 ] [ 編集 ]

コメント返し

>黒水さま

PC直ったんですねw

そして同型機対決www義体調教プログラムで操り人形にして戦わせてるって発想はちょっと面白かったですねw
世界の敵をこの世界が生み出すからだよ
なにげに黒いことをwww
そうやってグルグルと回りつづけていくんですねww

他の人のRPも見ましたが、かなりぶっ飛んでいて面白いですねw

それぞれの皆さんの傭兵に対する考え方が違っていていいですねw

どれが正しい間違っているのはないですけど、皆さんが信じる道を行ってくださいww


[ 2012/07/15 02:03 ] [ 編集 ]

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