武装神姫 零 第166話?第169話 

極東ロシア ハバロフスク郊外
カタリナ社所有 軍事地下工場

重い金属音と唸る機関音が鳴り響く広大な地下工場で次々と作られていく軍事用の巨大な武装神姫たち、完成された神姫はベルトコンベアで運ばれ整然と並べられる。あたり一面はものすごい数の軍用神姫がちゃくちゃくとロボットアームによって作られて完成されていく。この工場では10万機を超える神姫が24時間フルタイムで作られて世界中に輸送用の大型航空神姫によって運ばれていく、大量に作られた軍用神姫たちの多くは普通の神姫とは違う厳しい運命をたどる。マスターやオーナーを持つことなく、激戦地区に投入され敵を全て破壊するか、敵に破壊されるまで戦う運命にある。ようは身が滅ぶまで戦うのだ・・・・彼女たちは純粋に戦争をするために生まれてきた殺戮人形、そんな彼女たちを見てある神姫がこう言った
???「これこそ、神姫のあるべき姿だ。人の代わりに戦争をする。なんても合理的で美しい光景じゃないか!!」
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司令室から頭部が全体を黒光りしたマスクで覆い異常に巨大な頭、もはや人型ですらなくなった異形の神姫が気味の悪い機械ボイスでしゃべる
カルマ「ブベべべ!!見ろッッ!!この軍用神姫たちを!!マスターのいないこいつらは『モノ』として扱われる、軍用神姫というだけで自らの命を身体を戦場に投げ出し出来の悪い果実のように身体を腐らせ炎に焼かれバラバラにミンチにされ大地に!!海に!!空に還っていく!!これほど儚く美しく悲惨で悲しく虚しい神姫たちがいるのであろうかァー!!!クギャハブレズッッ!!」
横にいた真っ黒な軍服を着た金髪の神姫が答える
クライン「カルマ博士、あなたは偉大な神姫です。非常に聡明でいらっしゃる。あなたの開発した重軍用神姫は世界中で皆に愛されて使用されています。戦争に・・・」
カルマ「ブッファファッファァア!!そうであろう、そうであろうッッ!!」
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ベルトコンベアの上に巨大な重可変航空神姫が次々と流れていく、もう一本のラインには戦闘攻撃ヘリ型神姫が流れていく
カルマ「あの完成したヘリと航空神姫はどこに行くのじゃ?」
クライン「ハッ!あの神姫たちはインド方面に輸出され現地のイスラム過激派ゲリラ掃討用に対人小型ミサイルを装備して人間を殺しに行きます」
カルマ博士は不気味な笑い声をあげる
カルマ「ブギャギャガガッッいいねー人を殺すのかァあの神姫たちはいいねー実にイイィ!!サイコウーじゃないかァ!!」
カルマ博士は満足そうに言った
カルマ「我々の作る軍用神姫は神姫だけではなく人も殺す、人類が誕生していらい人の天敵はいままで人であったが、これからは人の天敵に我々の軍用神姫が加わるのじゃアアァ!!これは歴史に残る偉大なる偉業であるぞォ!!!クケカハハハッッ!!」
クライン「おっしゃるとおりです。カルマ博士!!」
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カルマ「さてさて、クライン君・・・地上のカタリナ社主催の軍事航空パレードショーはどうなっている?」
クライン「はッ、予定通り進んでおります。現在各国の軍事企業や国防省の人間、及び軍用神姫や高級神姫たちが我々の造った軍用神姫に見とれております」
カルマ「ふむふむ、その中に日本から来ている軍用高級将校神姫の集団がきているはずだが・・・」
クライン「はい、VIP扱いでただいま観覧しておりますが」
カルマ博士はカチカチと右手のアームを打ち鳴らす。
カルマ「その神姫たちと話がしたい、クライン君彼らをこの秘密工場に呼んできてくれないか?」
クライン「わかりました。アレを彼らに売り込むんですね・・・」
カルマ「そうだ、人間の世界で言うと『取引』という奴だ。彼らにもいろいろと頼みたいことがあるし、我々のよいお得意様でもあるしな・・・クケケケェー」
クライン「分かりました。呼んでまいります」
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[ 2008/05/08 22:08 ] 武装神姫 「零」 小説 | TB(0) | CM(0)

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