武装神姫 零 第138話?第142話 

日本国陸軍 第一空挺師団所属特殊神姫部隊 「ヤシャ」 演習場

ステア「発砲」
どずんとくぐもった音が一斉に放たれ1200メートル先のパレットを粉々に打ち砕いた
ステア「次弾発射、連続狙撃」
どどんと連続して撃つ軍用神姫たち
マスター「ほう、見事だ120メートル先のあんな小さな的を射抜けるのか?オリンピッククラスの腕前だぞステア少尉」
ステアと呼ばれる軍用神姫が敬礼をする
ステア「ありがとうございます。しかし我々の狙撃術はオリンピックなどと言う見世物のためにあるのではありません。敵を確実にしとめるためにあります」
マスター「そうだ、そのためにお前たちがいる。ところで君の部隊にいる突撃班のレイという軍用神姫に会いたいのだが・・・」
ステアが青ざめる
ステア「申し訳ございません!!あのバカ神姫また何かやらかしたんですか?」
マスター「いや違う。うちの神姫と少し話をしたくてね」
ステア「そうでしたか、それならばあいつは今、新人隊員の教育をやっていると思います。案内します。こちらです」
ステアが狙撃班に言った
ステア「ようし、10分間休憩、休憩後はライフルを整備しておけ」
狙撃班「ハッ!!」
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ピコピコと軽快な機械音を鳴らせて二人の軍用神姫が携帯ゲームで遊んでいる
レイ「おっしゃ!!三連鎖キター!!おいヤマダ!!おまえ負けたら一万円な!!わかったな?」
ヤマダというめがねをかけたネコ型神姫が文句を言う
ヤマダ「あーずるいっすよーレイ先輩、自分が勝ちそうなときだけそういうこというのーズルィッッスよー」
レイ「じゃかましい!!戦いにずるいもくそもないわ!!ようは勝ったらいいんだよ!ほれ勝った!!ヤマダ一万円な」
ヤマダ「これだよ・・・でも先輩、僕に7万の借金があったでしょ?それ先に返してくださいよ」
レイ「はあー?それとこれとは話が別だろ?じゃあいいよ、一万は貸しにしといてやるよ、これでちゃらな!オレは心が広いから寛大なんだ」
ヤマダ「ちょっと、先輩ー僕の借金は?」
ゼロは二人のやり取りを聞いて口をぽかーんと空けていた。ステアは頭を抱えていた
ステア「貴様ら・・・演習中に一体何をしているんだ・・・」
レイが横目でちらりとステアを見て言った
レイ「何って?新人隊員の教育ッス、社会の厳しさと戦いの残酷さをゲームで教えてるとこですが、何か?」
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ヤマダ「レイ先輩の指導すっげーためになるッス、先輩もう一回やりましょう、次は五千円で」
レイ「吹くなよ、ヤマダ、これで借金チャラにしてやるよ」
ステア「はあ・・・いつもこんな調子です。この二人は・・・腕は立つんですが、日常の二人の規律、生活態度はクズです。我が第一空挺師団の恥部です。」
マスター「ははっは!!レイ君、ヤマダ君お久しぶり、調査部のイヌヤだ。あいからわず元気そうだな」
レイが元気な顔でにこにこと挨拶する
ヤマダ「こんにちわです、イヌヤさん」
レイ「おおおーイヌヤさん!!お久しぶりです!!へへへ、どうですか、最近の調子は?」
マスター「ぼちぼちだな、ところで今日は君に紹介したい神姫がいるんだ」
レイ「おおッッ!!?何ですか?もしかしてイヌヤさんの新しい隊員ですか?ひゃっはーこれは楽しみッス、イヌヤさんとこの隊員はみんな優秀で強くてかっこいいですからねー、どんな奴か気になりますよー」
ゼロはレイの台詞が耳に痛かった
私は・・・マスターの期待通りの優秀な神姫なんだろうか・・・
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マスター「紹介しよう。レイ君、7ヶ月前に起動したばかりの2035式軍用CSC?零を搭載した軍用神姫。名前はゼロだ」
ゼロはぺこりと挨拶した
ゼロ「こんにちわ、ゼロです。始めまして」
レイ「ゲッ!!ちょっと2035式軍用CSC?零って私の積んでる2032式軍用CSC?零よりも若いじゃん!!いつの間にCSC零ってバージョンアップしたのさ!!てか・・・このゼロって子、なんか私と装備が似ているんですが・・・〔汗〕」
マスター「このゼロはお前の戦闘データーと戦闘パターンを元にしたんだ。レイ君にとってゼロは妹みたいなものだな」
ゼロ「!!この人が私のお姉さん!?」
レイ「えーーーーつまりこのゼロって子!!私の偽者!パクリってことォ?」
二人は同時に叫び同時に睨んだ
レイ「おい!!誰がお姉さんだってぇ?このパクリ神姫!!最低だぜ!!私のデーターをパクって作るなんて」
ゼロ「・・・・こんな下品な神姫が私の元になったなんて・・・悲しいです」
レイ「何ィ!?なんて今なんて言ったァ!?このパクリチビ!!!」
レイがガンを飛ばす、レイの方が少しばかり背が高いようだ。
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ゼロ「・・・・マスター、この神姫は言葉使いが悪すぎます。それにあなたはマスターになれなれしいです。一体何様のつもりですか!」
レイ「俺様だァ!!!それ以外何者でもネーよーヴァーカー!!!それに俺様は昔、イヌヤさんの神姫だったんだぜ?なれなれしくしていい権利がある!!」
ゼロはレイの言葉にショックを受けた
ゼロ「えっ!?マスター本当ですか?」
マスター「本当だよゼロ、レイは昔、オレの神姫だった。今は第一空挺師団の所属になっているんだけれどね」
ヤマダが自慢そうに言った
ヤマダ「へへん!!先輩は超優秀な軍用神姫だから!スカウトされたんだぜ!!日本軍の中でもエリートのこの第一空挺師団によ!!すごいでしょ」
ゼロ「う・・・嘘だ、あなたみたいな神姫がマスターの神姫だったなんて・・」
レイ「はん、こっちの台詞だよ、このパクリチビ!おまえこそマスターの神姫にふさわしくない!!弱くて役立たずなんでしょ?どうせ?」
ゼロはレイに言い返せなかった
ゼロ「う・・それは・・」
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[ 2008/05/01 22:07 ] 武装神姫 「零」 小説 | TB(0) | CM(0)

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